「会社のホームページのSEO対策を任せられたけど、何から始めればいいのか分からない・・・」
「個人ブログのアクセスを伸ばしたい・・・」
そんな悩みを持つSEO初心者に向けて、この記事では無料で使えるSEOツールを厳選してご紹介します。
SEOツールを使ってデータを分析し、SEO対策を実施することで、
- 検索順位上位を獲得できる
- サイトのPVが増える
- お問い合わせ数が増える
などなど、たくさんのメリットが発生します。
当記事で紹介するツールを使って、SEO対策に取り組んでみましょう!
目次
SEO無料ツールおすすめ8選
初心者におすすめのSEO無料ツールを8つご紹介します。
どのツールもかんたんに使えるので、導入・活用がしやすい!
自サイトで使えるツールがあればぜひ取り入れてみてください。
ラッコキーワード
ラッコキーワードは、SEOに役立つキーワード分析が無料で行えるツールです。
多数の機能がありますが、この項目では初心者がSEO集客に役立てやすい機能を紹介します。
ラッコキーワードは会員登録不要・無料でたくさんの機能が使えます。
ぜひ一度気になる機能を使ってみてください!
需要のあるキーワードの調査(関連キーワード)
SEO対策で重要なのは、需要のあるキーワードで検索上位表示を獲得することです。
たくさんのユーザーが調べているキーワードで自社サイトを上位表示させられれば、サイトを閲覧したユーザーが自社へ問い合わせしたり、広告をクリックしたりする(=CVを獲得できる)チャンスが増えます。
ラッコキーワードの関連キーワード機能では、検索キーワードを需要のある(月間検索数の多い)順に一括取得するこ
需要のあるキーワードを把握して、「どのキーワードでSEO対策を行うべきなのか?」について戦略を練りましょう!
競合サイト分析(獲得キーワード調査)
需要のあるキーワードを見つけるのには、競合サイト調査が効率的です。
競合他社がSEO集客できているキーワード・ページを把握して、自社サイトのSEO施策に取り入れることで、効率よくSEO集客を行えます。
ラッコキーワードの獲得キーワード調査機能では、無料で競合他社のSEO集客キーワード・SEO集客ページのトップ10を取得することができます。
競合の主要なSEO集客キーワード・SEO集客ページを把握して、自社サイトに活かせる箇所がないかをチェックしましょう!
AIによる記事タイトル・見出し生成
SEOキーワードが決まり、実際にWebサイト上でSEO集客を行う際は、記事コンテンツを追加するのが一般的な手段です。
そのキーワードで検索しているユーザーが抱えている疑問を解決する記事を公開することで、Google検索結果上位表示の獲得を目指します。
「具体的にどんな記事を書けばよいのか?」と迷ったときには、ラッコキーワードの記事タイトル・記事見出し生成(AI)を使いましょう。
当機能でAI生成される記事タイトル・記事見出しは、Google検索で上位表示できている記事や、検索ユーザーが気になっているキーワードを参考情報としています。
検索結果で上位表示できている(=ユーザーの悩みを解決できている)記事を参考に生成しているため、そのタイトル・見出しをベースに記事を作成することでSEO上位表示が狙いやすい・読者の悩みが解決しやすい記事が作成できます!
各社AIツール(ChatGPT/Claude)
ChatGPT/Claudeなどの各社AIツールは、検索上位表示を狙った記事コンテンツの下書き作成に役立ちます。
AIツールは検索エンジンと連動していないため、検索ユーザーのニーズを把握していません。
ラッコキーワードで取得した、検索需要のあるキーワードや読者のニーズを取り入れたタイトル/見出しをAIに伝えることで、AIで読者のニーズに応えた記事の下書きを生成することができます。
必ず全文チェックのうえ、誤った点を修正したり、自社の独自視点を取り入れたりするようにしましょう。
コラム:AIの選択方法について
ブログ記事の下書きを生成する際、ChatGPT/Claudeのどちらを選ぶべきでしょうか?
選び方としては、実際に両AIを使ったうえで、自分が作成する記事の生成がより得意そうな方を選択しましょう。
- 生成した文章の誤りが少ない
- 文体や言い回しが読者にとって適切なもの
AIは取り扱うテーマによって出力の質が変わってくるため、実際にAIを使ってみたうえで、自分の記事テーマにマッチするAIを選択するのがおすすめです。
なお、プロンプト作成に慣れていない場合はClaudeの方がおすすめ!
自然な文体で、GPT特有の不自然な言い回し(洗練された・・・スタイリッシュな・・・など)が見られないため、比較的かんたんにブログに適した文章を出力させられます。
CopyContentDetector
CopyContentDetectorは、調査対象となる文章とWeb上の文章に重複がないか(コピペで作成された文章ではないか)をチェックするツールです。
AI生成した記事や、外注ライターに依頼した記事をコピペチェックすることで、記事公開後の著作権トラブルを未然に回避することができます。
未然にリスクを避けるため、コピペチェックを行ってから記事を公開するようにしましょう!
Google Search Console
Google Search Consoleは、自サイトのGoogleからの集客情報を測定できる無料ツールです。
SEO対策を実施したり、SEO記事を公開した後、
- 検索順位が上昇したか?
- どのキーワードで集客できているか?
などの効果測定を行えます。
検索パフォーマンス測定機能
Google検索ユーザーがサイトに訪問した際のSEO情報を測定・記録する機能です。
- どのキーワードからアクセスされたか?
- どのページにアクセスされたか?
- 月間何回アクセスされたか?
- 検索順位は何位か?
- アクセス回数や検索順位の傾向は?(上昇・下降・停滞など)
など、SEO対策の効果測定で必須の情報を確認することができます。
- 検索流入数が落ちたページを把握→リライトして順位向上を狙う
- よくアクセスされているページに広告やCTAを貼り付ける
などなど、活用方法は多岐にわたります。
かんたんに使えるツールですが、SEOの初心者からプロまで全員に必須のツールです。
SEO対策をこれから行いたい人で、未導入の方は今すぐ導入しましょう!
コラム:獲得キーワード調査機能なら他社サイトの検索パフォーマンスがわかる!
ラッコキーワードの獲得キーワード調査機能を使うと、他社サイトのSEOキーワードやSEO集客ページを調査することができます。
アクセスを集めているキーワード・ページや月間アクセス数、アクセス回数の傾向を把握できるので、「自サイトに取り入れられそうなキーワードや施策はないか?」をかんたんに調査・検討できます!
検索エンジンへの申請・状態監視機能
Google Search Consoleでは、下記のようなSEOに関わる情報確認・申請も行えます。
必要な際にはそれぞれ利用するようにしましょう。
- サイトマップ送信:自サイトのサイトマップを送信することで、クロール→インデックスを早く・正確に行うことを期待する
- インデックスリクエスト:執筆後にインデックスをリクエストすることにより、より早くインデックスされることを狙う
- ページ削除申請→検索結果から不要なページを削除する
- 手動対策の確認→手動ペナルティを受けていないかチェック
- リンク否認→不自然な被リンクを否認し、検索評価への悪影響を防ぐ
Google Analytics 4
Google Analytics 4は、Webサイトのページビュー数やユーザー数・CV数(広告クリック数やお問い合わせ数)などを詳細に測定できる無料ツールです。
- どのページに何人・何回アクセスがあったか?
- サイトにアクセスした人の流入経路は?(Google?SNS?メール?チラシのQRコード?)
- アクセスした人のうち、何人がお問い合わせページにたどり着いたか?
- お問い合わせページにたどり着いた人のうち、問い合わせ完了した人の割合は?
などなど、Web解析や施策の効果測定に必要な情報を無料で取得できます。
「検索上位は取れたけど、どのページからお問い合わせされているのかわからない・・・」
「Google以外からサイトにアクセスされているようだけど、どこからアクセスされているんだろう?」
などの悩みを未然に防ぐため、早めに導入するようにしましょう!
コラム:Google Search Consoleとの使い分け
Google Search Consoleは、Googleからの検索流入の測定のみに特化したツールであるのに対して、
Google Analytics 4は、サイト上に訪問したユーザー・ユーザー行動の情報を測定・記録するのに特化したツールです。
【使い分けの例】
- どのキーワードでSEO集客できているのか知りたい!→Google Search Console
- SEO集客したユーザーが、サイトの記事をちゃんと読んでいるのか知りたい!→Google Analytics 4
- Google以外の経路から訪問しているユーザーの数や割合、経路の種類を知りたい!→Google Analytics
データは無期限で保存できるため、とりあえず測定しておいてデータを蓄積し、データがたまってからWeb解析を始めることもできます。
SEO対策を進めるのであれば必ず両方導入するようにしましょう!
ahrefs
ahrefsはプロ向けの有料SEOツールですが、一部機能を無料で使用できます。
SEO対策で重要な外部対策・被リンク調査に便利です!
ahrefs ウェブマスターツール
ahrefs ウェブマスターツールでは、自分が所有しているドメインの被リンクを調査することができます。
ahrefsはDR(ドメイン評価)という独自指標を導入しており、ドメイン評価が高いサイトから得られた被リンクはSEO上良い影響が得られるとされています。
DRの高いサイトから被リンクが得られたページがあるか?などの被リンク情報をかんたんに把握できるため、外部対策を始める際は導入してみましょう。
被リンクチェッカー
ahrefsの被リンクチェッカーでは、全てのサイトの被リンクを無料で簡易チェックできます。
無料版で閲覧できるのは数十件に限られますが、もし自サイトにも被リンクをもらえそうなサイトを見つけたら交渉を行ってみましょう!
被リンク獲得・順位アップを狙うことができます。
PageSpeed Insights
PageSpeed Insightsは、Googleが提供するページ表示速度調査ツールです。
2025年現在、SEO上位表示を狙うための要素として、ページの表示速度が求められています。
PageSpeed Insightsで表示速度をチェックし、改善点が見られたら表示速度の高速化を目指しましょう!
ページ速度が低速の場合、以下のことを試してみましょう。
・キャッシュプラグインを導入する
・サイト中の画像を軽量化する
・サーバーリソースが枯渇していないかをチェックする(枯渇している場合はサーバーのスペックアップや乗り換えを検討する)
SEOツールの種類
SEO対策ツールは、Webサイトの検索順位を上げるための施策(SEO対策)を支援するツールです。
様々な種類があり、キーワード調査やコンテンツ作成、被リンク分析などをサポートします。
各社から無料・有料問わずさまざまなツールが提供されています。
キーワード調査ツール
検索ユーザーがどのようなキーワードで検索しているのかを調べるツールです。
どのキーワードでSEO対策を行うべきかを調べるのに役立ちます。
- ラッコキーワード
- Ubersuggest
- Googleキーワードプランナー
コンテンツ作成ツール
SEOに効果的なコンテンツを作成するためのサポートを行うツールです。
タイトル・見出しの提案や、記事の草案作成、文章校正最適化などを自動で行うツールがあります。
- ラッコキーワード(記事タイトル生成(AI)・記事見出し生成(AI))
- ChatGPT
- Claude
- Gemini
- Blog Creator(ConoHa)
- AI Content Helper(ahrefs)
検索順位チェックツール
特定のキーワードにおけるWebサイトの検索順位をチェックするツールです。
検索順位の推移を監視し、SEO対策の効果を測定するのに役立ちます。
- ahrefs
- Ubersuggest
- GMO順位チェッカー
測定ツール
Webサイトのアクセス解析やSEOの効果測定を行うためのツールです。
ユーザーの行動分析、コンバージョン率の測定、検索順位の推移などを確認できます。
- Google Analytics
- Google Search Console
- Page Speed Insights
- Microsoft Clarity
外部対策ツール
Webサイトの被リンク状況を分析し、被リンクを獲得するための施策をサポートするツールです。
被リンク元の調査や被リンクの質の評価が行えます。
- ahrefs
- Ubersuggest
- Google Search Console
無料SEOツールを使うデメリットは?
無料SEOツールを使うデメリットは、そのツールに機能制限がかけられることが挙げられます。
一日の検索回数が制限されていたり、データ取得量が有料版と比べて少ないのが一般的です。
ただし、有料版のない無料サービス(Google AnalyticsやGoogle Search Consoleなど)は、
無料で全機能が使えるため上記のようなデメリットがありません。
おわりに
当記事では初心者向けにおすすめできるSEO無料ツールを紹介しました。
どのツールもかんたんに導入できるので、成果が出しやすいこと間違いなし!
ラッコキーワードは登録不要で誰でもかんたんにSEOキーワードの調査が行えます。
下記記事を参考にすることで、SEO対策すべきキーワードや、記事コンテンツの作り方がかんたんに把握できますよ!