一括サイト調査の使い方

一括サイト調査は、気になるサイトのURLをまとめて入力するだけで、複数サイトの推定流入数・キーワード数・ページ数を一覧で比較できます。

競合リストの一括チェックや、提携先候補のまとめ調査にお役立てください。

一括サイト調査を使ってみる

一括サイト調査の利用フロー

操作方法

STEP1:URLリストを作成する

一括サイト調査では、調査したいサイトのURLリストが必要です。たとえば以下のような手元の情報からリストアップできます。

  • 自社の競合一覧
  • 自社の顧客一覧
  • 展示会の出展企業一覧
  • 業界団体の会員一覧

調査したいテーマの検索結果や、業界のまとめサイトから拾ってくるのもおすすめです。

MEMO

URLリストの作成が大変な場合は、AIに任せて自動で集めることもできます。詳しくはAI連携(API/MCP)で調査を自動化するで解説します。

STEP2:調査するURLを入力する

URLリストを一括サイト調査の入力欄にまとめて貼り付けます。改行して複数のURLをまとめて入力できるため、Excel等から簡単に貼り付けられます。

一括サイト調査のURL入力欄に複数のURLを入力した画面

STEP3:検索して結果を確認する

調査するサイトのURLが入力できたら、【検索】ボタンを押します。入力した複数サイトの指標が、一覧で表示されます。

複数サイトの推定流入数などを比較した検索結果一覧

検索結果で表示される各項目の詳細については、こちら(検索結果の見方)をご確認ください。

MEMO

検索結果にノイズが多い、思ったデータと違うと感じたときは、マッチタイプで調査範囲を絞り込めます。

STEP4:データを出力する

結果を確認したら、【データ出力】から検索結果をCSV形式/JSON形式でコピー・ダウンロードできます。出力したデータは、AIによる市場分析の調査元データとして非常に有効です。

検索結果をCSVまたはJSONで出力するメニュー

データ出力の活用例
  • CSV:GoogleスプレッドシートやExcelにデータをインポートし、気になるサイトのリストとして社内に共有・管理する
  • JSON(AI向け):ChatGPTなどのAIにデータを読み込ませて検索結果の傾向を分析させたり、検索ニーズの穴場を発見する

出力データのより深い活用方法については、以下をご参照ください。

STEP5:出力データを分析する

出力したデータは、AIに読み込ませてそのまま分析まで任せられます。検索結果を自分で読み解かなくても、AIに質問するだけで「次に見るべきサイト」が分かります。

たとえば、以下のようなプロンプトで分析を依頼できます。

プロンプト

添付は「一括サイト調査」で出力した複数サイトの調査データです。
以下の3ステップで分析してください。

【STEP1|全体像を把握する】
推定流入数が多い順に上位5サイトを一覧で教えてください。

【STEP2|注目すべきサイトを見つける】
次の2つの観点で、気になるサイトをそれぞれ挙げてください。
・変化率がプラスで、直近伸びているサイト
・ページ数が少ないのに推定流入数が多い、効率よく集客できているサイト

【STEP3|次に深掘りすべきサイトを選ぶ】
STEP1・STEP2の結果を踏まえ、「詳細調査」で深掘りする価値があるサイトを3つ、理由とともに選んでください。

分析までAIに任せれば、「どのサイトを深掘りすべきか」で迷う時間がなくなります。気になるサイトが決まったら、【詳細調査】で深掘りしてみましょう。

気になるサイトを詳細調査する

各行の左にある【詳細調査】ボタンを押すと、「獲得キーワード調査」機能に遷移します。

検索結果一覧に表示された詳細調査ボタン

「獲得キーワード調査」では、そのサイトが検索流入を獲得しているキーワードやページ、そのサイトの競合サイトなどを深掘りできます。

サイトの獲得キーワードと集客ページを確認する画面

一括サイト調査で「どのサイトを深掘りするか」を絞り込み、詳細調査で「なぜ強いのか」を確認する。この2段構えが効率的な競合分析のコツです。

「獲得キーワード調査」の詳しい使い方については、以下をご参照ください。

検索結果の見方

一括サイト調査の検索結果には、入力したサイトごとに以下の項目が表示されます。各項目の意味を理解しておくと、どのサイトが有望かを判断しやすくなります。

項目 説明
URL/ドメイン 調査対象のURLまたはドメイン。左の【詳細調査】ボタンから、そのサイトの「獲得キーワード調査」に移れる
推定流入数 検索URLとマッチタイプに基づいたGoogleからの推定月間アクセス数。数値が大きいほど集客力が大きい
変化率 推定流入数が前年からどれだけ増減したかを示す割合。プラスは伸び、マイナスは落ち込みを表す
キーワード数 Google検索結果100位以内にランクインしているキーワード数。数が多いほど幅広いテーマで露出している
ページ数 Google検索結果100位以内にランクインしているページ数。数が多いほどコンテンツ量・サイト規模が大きい
集客価値($) 推定流入数とCPCから算出した集客価値の合計(推定流入数×CPC)。数字が大きいほど収益・広告価値が高い
流入ありページ数 検索流入が発生しているページの数。集客に貢献しているページ数を表す
流入ありページ数比率 ページ数のうち、流入ありページ数の割合。比率が高いほど無駄なく効率的に集客できている
推定流入数(平均) 1ページあたりの推定流入数。推定流入数の合計をページ数で割って算出する。1ページで多く集客できているほど数値が大きい
キーワード数(平均) 1ページあたりのキーワード数。キーワード数の合計をページ数で割って算出する。1ページで幅広いキーワードを獲得しているほど数値が大きい
集客価値($)(平均) 1ページあたりの集客価値。集客価値の合計をページ数で割って算出する。1ページの収益・広告価値が高いほど数値が大きい

推定流入数・キーワード数・ページ数の各列には、値の推移を示す小さなグラフが表示されます。グラフは絶対値ではなく、調査結果の一覧内における最大値を100とした相対値です。

数値は単体ではなく組み合わせて見るのがおすすめです。たとえば「ページ数が少ないのに推定流入数が多い」サイトは、少ないコンテンツで効率よく集客しているといえます。
MEMO

推移を示すグラフはライトプラン以上で表示されます。

各マッチタイプの使い方

「マッチタイプ」は、調査した結果に対して以下のように感じたケースで利用します。

  • サイト全体のデータが出てきて、本当に見たいページの実力が分からない
  • 関係のないページやサブドメインが混ざっていて、ノイズが多いと感じる
  • ブログやECなど、特定のページ群だけに絞ってサイト同士を比べたい

マッチタイプは以下の4種類です。

一括サイト調査でマッチタイプを選択する画面

「ドメイン一致」での調査で十分なケースが多いですが、「調査結果をもっと目的に合わせたい」ときに使うと有効です。それぞれ「どんなデータに絞り込むためのものか」を解説します。

完全一致

入力したURLのその1ページだけにデータを絞り込みます。

サイト全体や他のページの数値が混ざらないため、特定の1ページだけの実力をピンポイントで正確に知りたいときに使います。「サイト全体のデータではなく、この記事単体でどれだけ集客できているかを見たい」というときに向いています。

活用例
競合サイトの主力記事1本に絞って、その記事だけの流入数やキーワードを評価したいときに使います。

前方一致

入力したURLで始まるページ群にデータを絞り込みます。

サイト全体ではなく、特定のディレクトリ配下だけをまとめて見たいときに使います。「サイト全体で見るとブログ以外のページも含まれてしまうので、ブログ配下だけに絞って比べたい」といったノイズの排除に役立ちます。

活用例
example.com/blog/ を指定して、トップページやサービスページを除いた「ブログ配下全体」の集客力だけを評価したいときに使います。

ドメイン一致

指定したドメイン全体をまとめて調査します(デフォルト設定)。

ページを絞り込まず、サイト全体の集客力や規模感を把握したいときに使います。まずは全体像をつかみたい最初の調査に最適で、迷ったらこのマッチタイプで問題ありません。

活用例
競合サイト全体の規模を横並びで比較し、市場での立ち位置を大まかにつかみたいときに使います。

サブドメイン一致

指定したサブドメイン配下だけにデータを絞り込みます。

1つのドメインの中でも、サブドメインで切り分けて運用されているサービスや事業だけを見たいときに使います。「ドメイン一致だと本体サイトとECが合算されてしまうので、ECの数値だけを取り出したい」といった切り分けに役立ちます。

活用例
shop.example.com を指定して、本体サイトと分けてECサイト部分だけの集客力を評価したいときに使います。
注意

マッチタイプの選択(完全一致・前方一致・サブドメイン一致)はスタンダードプラン以上の機能です。エントリー・ライトプランでは「ドメイン一致」に固定されます。

活用方法

一括サイト調査は、調査したデータを次のアクションにつなげることで効果を発揮します。競合調査や発信活動などの例から、活用方法を確認しましょう。

競合調査:市場の競合を横並びで把握する

狙うテーマの競合サイトのURLをまとめて入力すると、各サイトの推定流入数やキーワード数、集客価値を横並びで比較できます。「どこが市場で強いのか」「自社はどの位置にいるのか」を、1件ずつ調べることなく一目で把握できます。

特に集客力の高いサイトが見つかったら、そのまま【詳細調査】で獲得キーワードを深掘りし、自社のコンテンツ戦略の参考にできます。

一括サイト調査でSEO・キーワードツールの競合サイトを推定流入数順に横並び比較した検索結果
活用イメージ
  • 自社サービスの競合調査:自社と競合数社のURLを並べて入力し、推定流入数やキーワード数を比較。自社が競合に対してどの指標で勝ち負けしているかを可視化できます。
  • 新規参入時の市場把握:参入予定テーマの主要サイトを一括入力し、流入数の分布から市場の規模感や上位サイトへの集中度を事前に確認できます。
  • 自社サイト群のポートフォリオ管理:自社が運営する複数サイトのURLをまとめて入力し、伸びているサイト・停滞しているサイトを一覧で把握できます。

SNS・発信活動:伸びているメディアや発信者を探す

検索流入だけでなく、SNS運用やコンテンツ発信のリサーチにも活用できます。気になるジャンルで発信しているメディアやブログのURLをまとめて入力すれば、どのサイトが検索流入を伸ばしているかを一覧で確認できます。

変化率や推移グラフを見れば、「今まさに伸びている発信者」を見つけられるため、勢いのあるテーマの発掘に役立ちます。

一括サイト調査でSEO・Webマーケ系メディアを比較し変化率で伸びと停滞を見分ける検索結果
活用イメージ
  • 発信テーマの発掘:伸びているサイトを【詳細調査】で深掘りし、集客できているキーワードをSNS投稿や動画・記事の企画ネタに転用できます。
  • ベンチマーク先の選定:同ジャンルの有力メディアを一覧化し、変化率が高い(伸びている)サイトを目標として設定できます。
  • コラボ・引用先の発見:ジャンル内で影響力のあるサイトを流入規模で把握し、コラボや参考先の候補を効率よく選べます。

営業・提携・広告:候補先を効率よくリストアップする

営業先・提携先・広告出稿先の候補サイトをまとめて入力すると、各サイトの集客力を横並びで比較できます。集客価値($)や推定流入数を見れば、「アプローチする価値のあるサイトか」を数値で判断できます。

感覚ではなくデータに基づいて優先順位をつけられるため、限られた工数で成果につながりやすい候補から動けます。

一括サイト調査でサイト売買・ドメイン・サーバー関連の候補サイトを集客価値順に比較した検索結果
活用イメージ
  • 広告出稿先の選定:出稿を検討するメディアのURLを並べて入力し、集客価値や推定流入数の高い順に出稿先の優先度を判断できます。
  • 提携・タイアップ候補の発見:自社と親和性のあるサイトの集客規模を比較し、提携メリットの大きい候補を効率的にリストアップできます。
  • 営業リストの精査:営業候補のサイトをまとめて入力し、集客力の乏しいサイトを除外して優先度の高いリストに絞り込めます。

どの活用方法も「一括で比較 → 気になるサイトを深掘り → 次の施策へ」という流れは共通しています。一括サイト調査は分析の入口として使うのがおすすめです!

AI連携(API/MCP)で調査を自動化する

一括サイト調査は、ChatGPTなどのAIツールや外部システムからも呼び出せます。連携の価値は、データを外部に渡すこと自体ではなく、「URLリスト作成 → 調査 → 分析」の流れをAIや他システムが連続して実行できる点にあります。

調査URLリストの作成を自動化できる

気になるサイトの調査に必要なURLリストの作成を、AIに任せられます。

  • テーマから競合を自動収集:「法人向け勤怠管理サービスの競合を調べて」と伝えるだけで、AIが該当サイトを収集します。
  • 既存データからURLを抽出:顧客一覧や出展企業一覧などを横断してURLを集め、そのまま調査に渡せます。
  • 条件に応じた再調査:毎月の定期調査や過去の調査結果と比較して流入が急変したときなど、自動または半自動で再調査でき、継続的な競合モニタリングに移行できます。

分析までAIに任せられる

気になるサイトを調査して終わりではなく、その後の分析までAIに任せられます。

  • 自然言語で分析:「この中から詳細調査すべきサイトを選んで」「少ないページ数で効率よく集客しているサイトを5件選んで」のように直接質問できます。
  • 複数指標のスコアリング:成長性・営業見込み度・広告媒体価値など、複数指標を組み合わせた評価をAIに考えてもらえます。
  • 次の調査を提案・実行:一括サイト調査を分析の終点ではなく、次の調査を選ぶ入口として活用できます。

APIとMCPの違い

APIとMCPはどちらも外部連携の手段ですが、得意とする役割が異なります。

比較項目 API MCP
得意なこと あらかじめ決められた処理の自動実行 AIが目的を解釈し、必要な機能を選んで実行する調査
主な用途 URLの一括送信、結果の保存、定期実行、独自スコアの算出、CRM/BIツールへの連携 URLリスト作成、調査条件の判断、結果の解釈、追加調査、レポート作成
向いている人 システムに組み込んで自動化したい方 自然言語で柔軟に調査を進めたい方

「決められた処理を安定して自動化する場合はAPI」「AIに判断させながら柔軟に調査する場合はMCP連携」と使い分けるのがおすすめです。

MEMO

出力画面にAPI・MCPのご案内リンクを設置しています。AI連携を試したい方はそちらもご確認ください。

よくある質問

一括サイト調査についてよくある質問をまとめました。

どのプランから利用できますか?

エントリープラン以上でご利用いただけます。ゲストユーザーおよびフリープランでは利用できません。

プランの詳細は料金ページをご確認ください。

一度に何サイトまで調査できますか?

一度にチェックできるURL数はプランによって異なります。

プラン 1回あたりのURL上限 推移グラフ マッチタイプ
エントリー 10 利用不可 ドメイン一致のみ
ライト 25 利用可 ドメイン一致のみ
スタンダード 100 利用可 4種類から選択可
プロ 100 利用可 4種類から選択可
エンタープライズ 100 利用可 4種類から選択可

クレジットはどのくらい消費されますか?

Web画面から利用する場合、1URLあたり0.3クレジットを消費します。

1回の検索で消費する最低クレジットは3クレジットです(10件未満の場合は一律3クレジット)。検索結果がゼロのURLも消費対象となります。

API/MCP経由で利用する場合は、Web画面の1.5倍のクレジットを消費します(1URLあたり0.45クレジット・最低4.5クレジット)。

MEMO

旧プランをご利用の場合は、クレジットではなく従来どおりの回数制限で消費されます。

API/MCP経由でも利用できますか?

はい、利用できます。ChatGPTなどのAIツールや外部システムから呼び出せるため、AIや他システムと組み合わせた活用が可能です。

まずは気になるサイトのURLをまとめて入力し、複数サイトの比較から始めてみましょう。

一括サイト調査を使ってみる

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