ブログ100記事は、多くの運営者が最初に意識する目標です。
100記事に到達することは、収益化に向けた本格的なスタートラインに立ったことを意味します。
この記事を読むことで、100記事達成時の現実的な収益目安を理解し、挫折せずに稼げるブログへと育てる具体的な戦略を得ることができます。
目次
ブログ100記事到達時の「収益・PV・期間」の現実

ブログを100記事書き終えた時点での成果は、運営するジャンルや戦略によって大きく異なります。
この項目では、100記事が投稿されたブログのPV数・収益額の目安と、100記事達成にかかる期間を紹介します。
1.PV数と収益額の目安
ブログ100記事達成時のアクセス数は、月間1万PV前後になるケースが一般的です。
収益額は、クリック型広告のみであれば数千円、アフィリエイトなどの成果報酬型広告を組み合わせることで1万円を超える程度が目安となります。
趣味の延長である雑記ブログでは収益が伸びにくい傾向にありますが、特定の悩みに特化したブログであれば少ないPVでも大きな収益を上げることが可能です。
以下は、ラッコM&Aで取引されたブログです。
- 100記事以上の芸能・エンタメに関する記事を公開
- 月間PV数:4,739PV 直近収益:1230円/月
- 主な収益:クリック型広告(Googleアドセンス等)
- 1PVあたりの収益金額は0.26円

【月1.3万PV】ほぼAIで記事執筆した家電ブログ!上位表示キーワード多数
- 100本以上の家電に関する記事を公開
- 月間PV数:15,402PV 直近収益:16300円/月
- 主な収益:アフィリエイトによる成果報酬
- 1PVあたりの収益金額は1.06円

このように、ラッコM&Aで売買されるような収益化に成功したブログでも、100記事公開時点での月額収益は数千円~1万円程度になっています。
100記事投稿で一定のPV・収益を獲得することはできますが、生活費全てを賄うような収入は得られないことは把握しておいてください。
2.100記事達成にかかる期間と時間
100記事を書き上げるために必要な総時間は、およそ400時間と見積もる必要があります。
1記事に4時間かけるとすれば、毎日欠かさず更新しても3〜4ヶ月はかかる計算です。
仕事や家事の合間に取り組む週末ブロガーであれば、1年から3年程度の長期戦になることも珍しくありません。
短期間で結果を求めすぎず、ブログ運営を長期的な投資と捉えて、着実に作業時間を確保しましょう。
初心者がまず100記事を目指すべき3つの理由

収益がすぐに発生しなくても100記事を目指すべきなのは、将来的に稼ぐための資産が手に入るためです。
記事を積み上げる過程で得られる以下の3つのメリットは、ブログを継続する上で強力な武器になります。
- ライティングスキルが向上する
- Google(検索エンジン)の評価が高まる
- ブログ運営の習慣が定着する
これらの価値について順番に見ていきましょう。
1.ライティングスキルが向上する
100回の執筆経験を積むことで、読者に伝わる文章構成力と執筆スピードが飛躍的に高まります。
量をこなす過程で、論理的に説明するための文章の型が脳内に定着するためです。
しかし、何も考えずに100本の記事を書くだけでは、ライティングスキルの大きな向上は見込めません。読者の疑問を解決するための配慮が施されたSEOに強い=読者がすぐに悩みを解決できる記事である必要があります。
読者が必要とする情報を盛り込んだ記事を、PREP法を意識して執筆を行いましょう。PREP法とは、Point(結論)、Reason(理由)、Example(具体例)、Point(結論)の順で文章を展開する方法です。
導入で答えを提示し、最後に念押しする構成を繰り返すことで、読者の離脱を防ぐwebライティングの技術が身につきます。
質の高い記事を早く書ける能力は、記事を書くライターとして活躍する際にも役立つ一生モノのスキルになります。
2.Google(検索エンジン)の評価が高まる
記事数が増えることでサイト内の情報密度が上がり、検索エンジンからの信頼を獲得しやすくなります。
Googleはサイト全体の専門性や網羅性を評価の指標としているため、関連する記事が多いほど上位表示の可能性が高まります。
記事が増えるとクローラーと呼ばれる巡回ロボットが頻繁にサイトを訪れるようになり、新しい記事が検索結果に反映されるスピードも向上します。
※クローラーとは、インターネット上の情報を収集して検索データベースに登録する自動プログラムのことです。
ここで注意しなければならないのは、記事の質です。
Googleは、記事の評価を行うに際して、以下のように述べています。
Google の自動ランキング システムは、検索エンジンでのランキングを操作することを目的として作成されたコンテンツではなく、ユーザーにメリットをもたらすことを目的として作成された、有用で信頼できる情報を検索結果の上位に掲載できるように設計されています。
Google Search Central / 有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成
Googleのランキングシステムの指標にもある通り、「特定の読者の役に立つ・悩みを解決するような記事」を100記事投稿できれば、自然とGoogleの評価が高まり、上位ランクイン・PV獲得ができるようになります。

記事はユーザーの疑問を解決することを一番に考えて作成しましょう。
3.ブログ運営の習慣が定着する
ブログ運営における最大の障壁は継続することであり、100記事達成するころにはブログ運営を継続する週間が身に付きます。
人間は同じ行動を繰り返すことで脳がその作業を習慣として認識し、努力感なしで取り組めるようになる性質を持っています。
最初の数記事で挫折する人が多い中で、100回公開ボタンを押した経験は、自分に対する大きな自信へと繋がります。
一度習慣化してしまえば、モチベーションに左右されず淡々と作業を進められるマインドセットが手に入ります。
100記事書いても稼げない人の特徴

ただ闇雲に記事数を増やすだけでは、100記事を超えても収益が発生しないことがあります。
成果が出ない原因をあらかじめ理解し、自分の運営スタイルが以下の特徴に当てはまっていないか確認してください。
- 検索キーワードを意識していない(日記状態)
- サイト構成やジャンルが定まっていない
- 収益化の動線が設計されていない
失敗を回避するためのポイントを解説します。
1.検索キーワードを意識していない(日記状態)
読者が検索窓に入力する単語を無視して記事を書くと、誰にも読まれない自己満足の日記になってしまいます。
ブログへの流入の多くは検索経由であるため、需要のあるキーワードを含めることが必須条件です。
自分の書きたいことではなく、読者が何を知りたがっているかという検索意図を優先して記事を構成してください。
需要のない内容を100記事積み上げても、アクセスが集まる資産にはなり得ないことを肝に銘じておきましょう。
読者のニーズを外さないためには、ラッコキーワードのサジェストキーワード機能を使うのが最も簡単です。検索窓にメインの単語を入れるだけで、Googleなどで実際に検索されている関連ワードが一覧で表示されます。

表示された関連キーワードをテーマに選ぶだけで、日記ブログを卒業し、需要のある「資産記事」の第一歩を踏み出せます。

2.サイト構成やジャンルが定まっていない
発信するテーマがバラバラだと、Googleに専門性が欠如していると判断され検索順位が上がりません。
自分のサイトのジャンルを定め、特定のテーマに特化したブログを作成していきましょう。
ただし、YMYLと呼ばれるジャンルは、個人ブログがそのテーマに特化して参入しても勝てる見込みが極めて低いため注意が必要です。
YMYLとは「Your Money or Your Life」の略で、医療や金融など人々の健康や財産に重大な影響を与える分野を指します。
GoogleはYMYLジャンルでは、資格を持たない個人が病気の治療や投資の断言をすることで、ユーザーの人生に悪影響が出ないよう、特に執筆者の属性や信頼性を重視します。
たとえば、Google のシステムでは、人の健康や安全、経済的安定、社会の福利厚生に大きく影響する可能性のあるトピックについては、E-E-A-T が優れたコンテンツを特に重視します。
Google Search Central / 有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成

E-E-A-Tとは、経験(Experience)、高い専門性(Expertise)、権威性(Authoritativeness)、信頼性(Trustworthiness)を指し、コンテンツの品質や信頼性を評価する際に重視している考え方です。肩書や資格、確固たる経歴を持っていなければ、個人でYMYL分野の上位表示を狙うのは難しいです。
YMYLジャンルは避けつつ、自分が戦える得意分野にブログのテーマを絞ることで、Googleや読者から見たサイト全体の専門性を高める工夫をしてください。
3.収益化の動線が設計されていない
アクセスがあっても収益が少ない・収益が発生しないのは、広告の配置や商品の紹介方法に問題があるためです。
Googleアドセンスなどのクリック型広告はPVあたりの単価が低いです。1PV=1円以下と少額ですので、膨大なPVがなければ十分な収益を稼ぐことはできません。
1PVあたりの単価を向上させる手段として、適切なアフィリエイト広告を記事の中に自然に配置する必要があります。
その記事を読む読者の悩みを解決するような商品を紹介することができれば、クリック型広告の数倍・数十倍のPVあたりの収益が得られます。
以下は、クリック型広告のみのサイトとアフィリエイト広告を含んだサイトの収益の比較です。

上記の例だと、アフィリエイト広告を導入しているサイトでは、1PVあたりの収益は約60円にもなります。
これに比べ、アフィリエイト広告を導入していないサイトの1PVあたりの収益は約0.07円と、1PVあたりの収益の差は歴然です。

ある程度のPVが獲得できてきたら、アフィリエイト広告の設置で収益アップができないか検討してみましょう!
【セルフチェック】あなたの記事は「資産」か「日記」か?
現在の運営状況を客観的に把握するために、以下のテーブルでチェックを行ってください。
チェックが多いほど、稼げる「資産ブログ」に近い状態と言えます。
| チェック項目 | 判定基準 |
| キーワード選定 | タイトルに狙った検索ワードが1つ以上含まれているか |
| ターゲット設定 | 特定の「一人の悩み」を解決する内容になっているか |
| 解決策の提示 | 読者が読了後にすぐ行動できる具体的な方法が書かれているか |
| 広告の有無 | 記事の内容に関連した適切な商品リンクが置かれているか |
一つでも不足している項目があれば、次からの記事執筆で改善を取り入れましょう。
確実に成果へつなげる執筆のポイント5選

100記事を無駄にせず収益を最大化させるには、1記事ごとの質にこだわり抜く必要があります。
これから執筆する際、あるいは過去の記事を見直す際に意識すべき5つの戦略を提示します。
- 読者の悩みから逆算して構成を作る
- ロングテールキーワードを狙う
- 過去記事のリライトを前提にする
- セールスライティングを学ぶ
- 同ジャンルの競合サイトを分析する
具体的な手法を一つずつ解説していきます。
1.読者の悩みから逆算して構成を作る
記事を書く前に、読者が抱えている問題の解決をゴールに設定して見出しを作成してください。
構成案なしに書き始めると、論点がズレてしまい結論が不明瞭な記事になりやすいためです。 例えば、「ブログ 100記事」と検索する人は「収益の目安」だけでなく「挫折しない方法」も知りたいと考えています。
ニーズを網羅するように見出しを並べることで、読者の満足度を高め、滞在時間を延ばすことができます。
ペルソナ設定を行い、特定の誰かに語りかけるような構成作りを徹底してください。

ペルソナとは、ある悩みを持った仮想の1読者のことを指します。どんな悩みを持ったペルソナにどんな解決策を示すのかを明確にして記事作成を行いましょう。
2.ロングテールキーワードを狙う
初心者は検索ボリュームの大きい単語ではなく、3語以上を組み合わせたロングテールキーワードを狙うのが定石です。
検索意図が明確なため、競合が少なく上位表示されやすいという特徴があります。
「プロテイン」という大きな言葉では勝てなくても、「プロテイン おすすめ 安い」といった細かい需要であれば個人の経験で戦えます。
小さなアクセスを確実に積み上げていくことが、最終的にサイト全体の力を底上げします。
ロングテールキーワードを効率よく見つけるには、ラッコキーワードの潜在的な検索キーワード/質問(LSI/PAA)機能が便利です。

読者が次に何を知りたいのか、どのような疑問(質問)を抱いているのかが可視化されるため、競合が少ないながらも成約に近いキーワードを簡単に見つけることができます。

ロングテールキーワードについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を参照ください。
3.過去記事のリライトを前提にする
記事は一度公開して終わりではなく、定期的に情報を更新するリライトを前提に考えてください。
検索順位は競合の状況やGoogleの評価基準によって常に変動し続けているためです。
公開から数ヶ月経過し、順位がついた記事に対して最新情報を加えたり、不要な文章を削ったりすることで質を高めます。
書きっぱなしにせず、過去の記事をメンテナンスする時間を確保することが、順位を安定させる秘訣です。
4.セールスライティングを学ぶ
読者に商品の購入やサービスへの登録を促すには、行動を促す文章術を学ぶ必要があります。
単なる機能の説明ではなく、その商品を使うことで読者の生活がどう良くなるかというベネフィットを伝えることが重要です。
「この商品がおすすめです」と書くだけでなく、購入しないことによるデメリットや、今すぐ買うべき理由を論理的に提示します。
読者の心理に寄り添い、背中を優しく押すセールスライティングを意識することで、成約率は劇的に向上します。
5.同ジャンルの競合サイトを分析する
最短で結果を出すためには、すでに検索上位に表示されている競合サイトを徹底的に研究してください。
あるキーワードで検索上位に表示されているということは、Googleが「そのキーワードで調べる読者に必要な情報が書かれたサイト・記事である」と評価しているということです。
記事作成に際して、学ぶべき・参考にすべき要素が多く含まれています。
どのような見出し順で、どんな悩みに答えているかを確認し、自分に足りない視点を取り入れます。 丸写しをするのではなく、上位サイトにはない自分だけの体験談や独自の視点を加えることで、記事の価値を高めます。
成功している先人の形を真似て、そこにオリジナリティを付け加える作業を繰り返しましょう。
競合サイトを研究する際は、ラッコキーワードの見出し抽出機能がおすすめです。
上位表示されている20サイトの見出しを瞬時に取得することができます。

競合のサイトが何を書いているかを知るところから分析を始めましょう。

挫折せず記事を積み上げるための思考法

100記事までの道のりは険しく、途中でモチベーションが維持できなくなることが多々あります。
精神的な負担を減らし、継続するためのマインドセットを3つ紹介します。
- 60点の完成度で公開する
- 他人の収益報告と比較しない
- 記事作成のテンプレートを活用する
1.60点の完成度で公開する
最初から完璧を目指すと執筆が進まず、自己嫌悪に陥る原因となるため、まずは60点の出来で公開してください。
ブログの最大の利点は、後から何度でも修正や改善が可能であることです。
未完成の状態でも公開することで検索エンジンへのインデックスが早まり、読者の反応を確認できるようになります。
完璧主義を捨てることが、記事数を着実に増やしていくための最も有効な手段です。
2.他人の収益報告と比較しない
SNSなどで見かける「開始数ヶ月で100万円」といった極端な成功事例と自分を比べないようにしましょう。
ブログの成果が出るタイミングは、ジャンルや個人のスキル、運の要素によって千差万別だからです。
他人の結果を気にするあまり自分の進捗を遅く感じてしまうと、不要な焦りや挫折感を生むことになります。
過去の自分と比較して、書けるようになったことやアクセスが増えた事実にフォーカスして前進してください。
3.記事作成のテンプレートを活用する
毎回ゼロから構成を考えると脳が疲労するため、執筆の型となるテンプレートをあらかじめ用意してください。
見出しの配置や導入文の書き方をルール化することで、迷う時間を大幅に削減できます。
基本のPREP法に加え、独自の「体験談を入れる場所」などを決めておけば、作業がルーチン化されます。
執筆を仕組み化し、作業のハードルを最大限に下げる工夫が、継続の鍵となります。
ブログ100記事達成後に収益を最大化させる3つのステップ

100記事を書き終えた後は、蓄積されたデータを活用して収益を拡大させるフェーズに入ります。
資産を宝の持ち腐れにしないために、以下の3つのステップを実行に移してください。
- 収益記事への内部リンク強化
- サーチコンソールを使ったリライト
- SNSでの発信と連携
次のアクションを具体的に解説します。
1.収益記事への内部リンク強化
アクセスが集まっている集客記事から、商品を紹介している収益記事(キラーページ)へ読者を誘導してください。
記事単体で稼ごうとするのではなく、サイト全体を一つの装置として動線を引くイメージです。
「さらに詳しく知りたい方はこちら」と自然な形で関連リンクを貼ることで、成約のチャンスを増やせます。
100記事あれば集客の入り口は無数にあるため、それらを効率よく収益源に結びつけるサイト設計の見直しを行いましょう。
2.サーチコンソールを使ったリライト
Googleサーチコンソールでデータを分析し、CTR(クリック率)が高い記事や順位が伸びそうな記事を優先してリライトします。
CTRとは、検索結果に表示された回数のうち、実際にユーザーがクリックした割合を示す指標です。 例えば、表示回数は多いのにクリックされていない記事を見つけたら、タイトルを読者の興味を引くものに変えるだけで、アクセスを一気に伸ばせる可能性があります。
どのような検索キーワードでユーザーが訪れているかを把握し、その答えを本文に追記してください。
蓄積されたデータに基づいて修正を行うことが、収益化を加速させます。
3.SNSでの発信と連携
SEOだけに頼らず、Twitter(X)やInstagramなどのSNSを活用して、ブログへの流入経路を多角化させてください。
SNSでファンを増やすことで、「この人の記事だから読みたい」という指名検索を増やすことが可能になります。
最新記事の告知だけでなく、運営の裏側や役立つ知恵を発信することで、サイトの認知度を広めていきます。
SEOとSNSを組み合わせることで、検索エンジンのアップデートによる急激なアクセス減というリスクを分散できます。
まとめ

ブログ100記事の達成は、単なる通過点ではなく、稼ぐためのスキルと基盤を手に入れた証です。
最初はPVや収益が伸び悩むこともありますが、正しい戦略を持って継続すれば、100記事という資産が自動で収益を生む未来が待っています。

100記事を達成し、サイトが育ってきたら「売却」という選択肢も生まれます。
ラッコM&Aやサイトマーケットでは、育てたブログを資産として売買することが可能です。








