自社のWebサイトを運営していて、「記事をたくさん書いているのに、なかなか検索順位が上がらない」と悩んでいませんか?
SEO(検索エンジン最適化)について調べていると、「被リンクが重要だ」という言葉をよく目にすると思います。
被リンクとは、他のWebサイトからあなたのWebサイトへ向けられたリンクのことであり、検索順位を上げるための「推薦状」のような役割を果たします。ただし、ただ数を集めれば良いわけではなく、「良質な被リンク」を自然に獲得することが重要です。
この記事では「被リンクって具体的に何?」「どうやって増やせばいいの?」という疑問を解消します。
記事の後半では、「今日からすぐに始められる具体的なアクション」も紹介していますので、ぜひ最後まで読んで実践してみてください。
目次
被リンクとは?

被リンクはインターネット上における「他の人からの推薦」や「人気投票の票」のような役割を持っています。
なぜ被リンクは「他の人からの推薦」の役割を果たすのでしょうか。
詳しく解説します。
被リンクの意味と役割
被リンク(バックリンクとも呼ばれます)とは、外部のWebサイトから、あなたのWebサイトに向けて張られたリンクのことを指します。
たとえば、あなたが「美味しいコーヒーの淹れ方」という記事を書いたとします。その記事を読んだ別のカフェのオーナーが、「この記事はとても参考になる!」と感じて、自分のブログに「このサイトのコーヒーの淹れ方がおすすめです」と、あなたの記事のURL(リンク)を貼ってくれたとします。このとき、あなたのWebサイトはカフェのオーナーのブログから「被リンクを獲得した」ことになります。
検索エンジン(Googleなど)は、この被リンクを「他の人からおすすめされている証拠」として扱います。
被リンクを多く集めているWebサイトは、Googleなどの検索エンジンから「価値がある」「信頼できる」と判断されやすくなるのです。
内部リンク・発リンク・サイテーションとの違い
被リンクについて学ぶ際、よく似た言葉が出てきて混乱することがあります。ここでは、間違いやすい「内部リンク」「発リンク」「サイテーション」について、それぞれの違いを表でわかりやすく整理します。
| 用語 | 意味・定義 | 具体例 |
| 被リンク(外部リンク) | 外部のWebサイトから、自分のサイトに向けて張られたリンク | 他社のブログで、自社の商品ページがリンク付きで紹介されること |
| 内部リンク | 自分のサイト内で、別のページへ向けて張られたリンク | 記事の最後で「関連記事はこちら」と、自サイト内の別記事へ誘導すること |
| 発リンク | 自分のサイトから、外部のサイトへ向けて張られたリンク | 記事の中で「参考資料:厚生労働省のデータ」と、外部の公式サイトへリンクを張ること |
| サイテーション | リンクが張られていない状態で、自分のサイトや会社名が言及されること | SNSや他のブログで「〇〇株式会社のサービスは便利だ」と名前だけが文字で書かれること |
被リンクは「他者から自分へ」のリンクです。一方で、内部リンクは「自分から自分へ」、発リンクは「自分から他者へ」のリンクとなります。サイテーションはリンク(クリックして移動できる状態)ではありませんが、「話題になっている」という点で、間接的にWebサイトの評価を高める可能性があるとされています。
被リンクがSEO対策において重要な理由・メリット

被リンクを集めることは、Googleなどの検索エンジンで上位表示を目指すうえで非常に重要です。
なぜなら、GoogleはWebサイトの順位を決めるアルゴリズムの中で、被リンクの存在を評価基準としているからです。この仕組みは「PageRank(ページランク)」と呼ばれ、数百ある評価基準の1つとなっています。
ここでは、被リンクを獲得することであなたのWebサイトにどのようなメリットがあるのか、以下の3つのポイントで解説します。
- 検索順位の上昇につながる
- Webサイト全体の評価(サイトの信頼性)が向上する
- クローラビリティ(クローラーの回遊性)が向上する
検索順位の上昇につながる
1つ目のメリットは、ページ単体の検索順位が上がりやすくなることです。
Googleは、被リンクを「他者からの客観的な評価(人気投票の票)」として捉えています。検索エンジンは、人間のように文章の感動や面白さを直接感じることはできません。そのため、「どれだけ多くの人から、どれだけ質の高いサイトからリンクされているか」を基準にして、その記事の価値を測ります。
したがって、他のWebサイトから「この記事は役に立つ」「この記事を参考にした」として被リンクを獲得しているページは、Googleから「ユーザーにとって価値のあるページだ」と判断され、検索結果の上位に表示されやすくなります。
参考:Google 検索セントラル「SEO スターター ガイド」
Webサイト全体の評価(サイトの信頼性)が向上する
2つ目のメリットは、ページ単体だけでなく、Webサイト全体の評価が底上げされることです。
特定の記事が被リンクをたくさん獲得すると、その記事の評価が上がるだけでなく、Webサイト全体に対する検索エンジンからの信頼も強くなります。
Webサイト全体に蓄積された「評価」や「信頼性」が高まるためです。
Webサイト全体の評価が高まると、新しく記事を公開した際にも、最初から高い順位がつきやすくなります。また、これまでに書いてきた他の記事の順位も連動して上昇しやすくなるため、サイト全体のアクセス数を大きく伸ばすことができます。
クローラビリティ(クローラーの回遊性)が向上する
3つ目のメリットは、検索エンジンのロボットがあなたのWebサイトを見つけやすくなることです。
Googleは、「クローラー」と呼ばれるロボットをインターネット上に巡回させて、世界中のWebサイトの情報を集めています。このクローラーは、ページ内に張られている「リンク」を道しるべにして、次のページ、また次のページへと移動していきます。
もし、他の有名なWebサイトからあなたのWebサイトへ被リンクが張られていると、クローラーはそのリンクを辿って、あなたのWebサイトへ頻繁に訪れるようになります。クローラーがよく来るようになる(クローラビリティが向上する)と、新しく書いた記事が素早くGoogleのデータベースに登録(インデックス)され、すぐに検索結果に表示されるようになります。
SEOに効果的な「良質な被リンク」と「悪質な被リンク」の違い

被リンクが重要だからといって、とにかく数が多ければ良いというわけではありません。現在のSEO対策において、被リンクは「数」よりも「質」が重要視されています。
Googleのシステムは非常に賢くなっており、良いリンクと悪いリンクを見分けています。ペナルティの不安をなくすために、ここでは「良質な被リンク」と「悪質な被リンク」の明確な違いを理解しましょう。
関連性や権威性が高い「良質な被リンク」の特徴
Googleから高い評価を受け、検索順位のアップに貢献するのは「良質な被リンク」です。良質な被リンクには、主に以下のような特徴があります。
- 関連性の高いサイトからのリンク
あなたのWebサイトのテーマと、リンクを張ってくれたWebサイトのテーマが近い状態です。たとえば、あなたが「キャンプ用品のレビュー」を書いているブログなら、「アウトドア雑誌の公式サイト」や「登山愛好家のブログ」からのリンクは、非常に関連性が高く、良質と判断されます。 - 権威性・信頼性の高いサイトからのリンク
多くの人に知られている有名な企業、公的機関(政府や自治体)、大学などの教育機関からのリンクです。これらのサイトはGoogleからの信頼がすでに高いため、そこから推薦(リンク)されると、あなたのWebサイトの評価も大きく上がります。 - ユーザーから自然発生的に張られたリンク(ナチュラルリンク)
「この記事が面白かった!」「このツールが便利だった!」と、純粋な好意や役立つ情報として、ユーザーが自分の意思で張ってくれたリンクです。これがSEOにおいて最も価値のある被リンクです。
ペナルティ対象になる「質の低い被リンク(スパムリンク)」の特徴
一方で、Googleの評価を下げる、または検索順位を大幅に落とされる(手動による対策と呼ばれるペナルティ)原因となるのが「悪質な被リンク」です。
以下のような被リンクは、評価されないどころかマイナスになる可能性もあります。
- 関連性の全くないサイトからのリンク
日本の美容室のサイトに対して、海外のギャンブルサイトやアダルトサイトから大量にリンクが張られているようなケースです。 - 掲示板や低品質なディレクトリへの不自然な登録
誰でも自由にリンクを書き込めるだけの掲示板や、「SEO対策のためにリンクを集めることだけを目的とした質の低いサイト集(ディレクトリ)」からのリンクです。 - 隠しリンク
人間には見えないように、背景と同じ色で文字を書いたり、極端に小さな文字サイズでリンクを張ったりする行為です。 - 自動生成された無意味なページからのリンク
プログラムを使って自動で作られた、日本語の文章として成り立っていないページから張られたリンクです。
もし、意図せずにこのようなリンクを獲得してしまった場合の対処法は、後ほどの「確認・分析方法」の項目で詳しく解説しますので、安心してください。
dofollowとnofollow、ugc、sponsored属性の違い・SEO効果への影響
リンクには、目には見えない裏側のプログラム(HTMLタグ)で、いくつかの「属性」を指定することができます。自社や他社の被リンクをツールで分析していると、これらの用語を目にすることがあります。
それぞれの違いと、SEOへの影響を理解しておきましょう。
- dofollow(通常のリンク)
特別な指定をしていない、ごく一般的なリンクです。このリンクは、リンク元のWebサイトの評価(PageRank)を、リンク先のWebサイトへ受け渡します。直接的なSEO効果が最も高いリンクです。 - nofollow(ノーフォロー)
リンクの裏側に rel=”nofollow” というタグがついているリンクです。これはGoogleに対して「このリンク先のサイトを、私たちは強く推薦しているわけではありません」と伝える役割があります。
評価を渡すかどうかの「ヒント(参考情報)」として扱われるため、状況によってはGoogleの判断でリンク先が評価やクロールの対象になることもあります。 - ugc(User Generated Content)
ユーザーが作成したコンテンツ(コメント欄や掲示板の投稿など)に張られたリンクであることを示します。役割はnofollowと似ています。 - sponsored(スポンサード)
広告や、お金を払って記事を書いてもらった場合などに使う属性です。「これは宣伝目的のリンクですよ」とGoogleに正しく伝えるためのものです。
それぞれのリンク属性を確認するには、お使いのブラウザの機能や、無料の追加プログラム(拡張機能)を使います。
具体的には、確認したいリンクの上でマウスの右ボタンをクリックし、「検証(またはデベロッパーツール)」というメニューを選ぶと、Webサイトの裏側にあるHTMLコードを見ることができます。

また、Google Chromeというブラウザを使っている場合は、「NoFollow」などの無料の拡張機能を入れると便利です。これを使えば、画面を見るだけでリンクの種類がひと目でわかるようになります。
良質な被リンクを自然に増やす・獲得する方法

「良質な被リンクが重要なのはわかったけれど、具体的にどうすれば増えるの?」と思うはずです。
被リンク獲得の結論は、「お金で買う」のではなく「相手が思わずリンクを張りたくなる状況を作る」ことです。ここでは、今日から実践できる具体的な施策を5つ紹介します。
ユーザーの役に立つ質の高いコンテンツを作成する
被リンクを獲得するための大前提であり、最も重要なことが「質の高いコンテンツ(記事やページ)」を作ることです。
他人が自分のサイトで誰かを紹介(リンク)するときは、「自分の読者にもこの情報を知ってほしい」と思うからです。そのためには、以下のような要素を含んだコンテンツを作る必要があります。
- 一次情報(自分しか知らない独自の体験やデータ)
- 専門的な知識や、問題解決のための具体的なノウハウ
- わかりやすい図解や写真
「他のサイトに書いてあることをまとめただけ」の記事では、被リンクを獲得することは困難です。あなたのWebサイトでしか読めない価値を提供することが、被リンク獲得の第一歩です。

読者の悩みを解決するコンテンツを作るには、そもそもユーザーが『どんなキーワードで検索しているか』『どんな疑問を持っているか』を深く理解することが不可欠です。
ラッコキーワードの潜在的な検索キーワード/質問(LSI/PAA)機能を使うと、ユーザーのリアルな悩みをリサーチでき、記事の質を大きく高めることができます。
調査データや便利なツールを公開する
他人が記事を書くときに「参考資料」として引用されやすいコンテンツを作ると、被リンクを一気に獲得しやすくなります。
- アンケート調査の結果を発表する
たとえば「20代のスマホ利用時間に関する独自アンケート1000人分」といったデータは、ニュースサイトや他のブロガーが記事を書く際に「〇〇社の調査によると〜」とリンク付きで引用されやすくなります。 - インフォグラフィックを作る
複雑な情報や歴史を、一枚のわかりやすい図解(インフォグラフィック)にまとめると、SNSで拡散されやすく、ブログでも紹介されやすくなります。 - 無料のテンプレートや計算ツールを提供する
「無料で使える見積書テンプレート」や「税金計算ツール」などを公開すると、それを利用した人が「このツールが便利でした」とリンクを張って紹介してくれます。
SNSやメルマガを活用して露出を増やす
どんなに素晴らしい記事やデータを作っても、誰にも見られなければ被リンクが張られることはありません。
コンテンツを作ったら、X(旧Twitter)、Facebook、InstagramなどのSNSや、自社のメールマガジンを活用して、積極的に情報を発信しましょう。
インフルエンサーや他のサイト運営者の目に留まれば、「この記事は面白い」と拡散され、結果として彼らのブログやWebサイトから被リンクを獲得できる可能性が高まります。
外部メディアへの寄稿や、導入事例の取材を受ける
受身で待つだけでなく、自分から動いて被リンクを獲得するプッシュ型の方法もあります。
- 専門家として外部メディアに記事を寄稿する
あなたの得意分野に関連するWebメディアに、「専門家として記事を書かせてほしい」と提案します。記事が掲載される際、著者プロフィール欄にあなたのWebサイトへのリンクを張ってもらえることが多くあります。 - 導入事例のインタビューを受ける
自社で利用しているBtoBサービス(会計ソフトや予約システムなど)があれば、そのサービスの提供会社に「導入事例として取材を受けたい」と申し出てみましょう。インタビュー記事が公開されれば、その企業の公式サイト(権威性の高いサイト)から被リンクを獲得できます。
【すぐにできる】自社のSNSアカウント設定や無料ポータルサイトへの登録
「質の高いコンテンツを作るには時間がかかる」という方のために、今日すぐにできる第一歩のアクションを紹介します。
まずは、以下の場所に自社のWebサイトのURL(リンク)が正しく設定されているか確認し、未登録の場合は登録してみましょう。
- 公式SNSのプロフィール欄
X、Facebookページ、Instagram、YouTubeなどの公式アカウントを作成し、プロフィール欄に自社サイトのリンクを設置します。(これらは多くがnofollow属性になりますが、アクセス経路として重要です)。 - Googleビジネスプロフィール
実店舗やオフィスがある場合は、Googleマップに情報を掲載できる「Googleビジネスプロフィール」に登録し、WebサイトのURLを追加します。これは無料でできるうえに、地域での検索順位(ローカルSEO)を上げるためにも非常に効果的です。 - 業界に関連する信頼できるディレクトリ・ポータルサイト
あなたの業界に特化した、信頼できる企業一覧サイトや検索ポータルサイトがあれば、無料で登録できるか確認してみましょう。
被リンクを増やす方法はこちらの記事でさらに詳しく解説しています。
被リンク獲得で絶対にやってはいけない注意点・NG行動

被リンクを集めたいからといって、間違った方法に手を出してしまうと、これまでの努力がすべて水の泡になってしまいます。
ここでは、過去に流行した「ブラックハットSEO(検索エンジンを騙す不正な手法)」のリスクを理解し、必ず避けるべきNG行動を解説します。
被リンクの購入や自作自演はガイドライン違反
最も注意すべきなのは、「リンクをお金で買うこと」と「自分で大量のサイトを作って自作自演のリンクを張ること」です。
インターネット上には「数万円で被リンクを100個つけます」といったサービスを販売している業者が存在します。しかし、こうした被リンクの売買は、Googleのガイドライン(Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー)で明確に禁止されています。
また、リンクを送るためだけの内容のないブログ(サテライトサイト)を自分で大量に作り、そこからメインのサイトへリンクを張る行為も同様にルール違反です。
これらの行為がGoogleに見つかると、検索順位が大幅に下げられたり、最悪の場合は検索結果からあなたのWebサイトが完全に消去(インデックス削除)されたりする危険性があります。目先の順位を上げるために、絶対にお金でリンクを買わないでください。
関連性の低いサイトとの過剰な相互リンクを避ける
相互リンクとは、「私のサイトからリンクを張るので、あなたのサイトからもリンクを張ってください」とお互いにリンクを交換することです。
知り合いの経営者同士で、関連する事業を行っている場合に自然にリンクを紹介し合う程度であれば問題ありません。
しかし、SEO対策のためだけに、ジャンルが全く違うサイト同士(例:歯医者のサイトと、中古車販売のサイト)で、リンク集のページを作って単にリンクを張り合うような「過剰な相互リンク」は避けるべきです。このような行為はGoogleに不自然だと判断され、SEOの効果がないばかりか、評価を下げる要因になる可能性があります。
自社サイトや競合の被リンクを確認・分析する方法

「自分のWebサイトに、今どんな被リンクがついているのか」「競合のサイトはどうやって被リンクを集めているのか」を知ることは、SEO対策を進める上でとても大切です。
ここでは、現状を把握するためのツールの使い方と、不安を解消するための対処法を解説します。
Google Search Console(サーチコンソール)の使い方
自社のWebサイトに集まっている被リンクを確認するには、Googleが無料で提供している「Google Search Console(サーチコンソール)」を使うのが最も確実で簡単です。
確認する手順は以下の通りです。
- Google Search Consoleにログインし、左側のメニューから「リンク」をクリックします。
- 画面が表示されたら、「外部リンク」という項目を見ます。ここには、あなたのサイト全体が獲得している被リンクの総数が表示されています。
- 「上位のリンクされているページ」を見ると、自サイトの中でどの記事が多くリンクを集めているかがわかります。
- 「上位のリンク元サイト」を見ると、具体的に「どのWebサイトからリンクが張られているか」を確認することができます。
月に1回程度はこのレポートを確認し、「どんな記事を書いた時に、どんな人からリンクをもらえたのか」を分析することで、次の記事作りに活かすことができます。
競合分析に役立つ有料・高機能ツール(Ahrefs、Mozなど)
Google Search Consoleは「自分のサイト」のデータしか見ることができません。「競合のあのサイトは、なぜあんなに順位が高いのだろう?」と調べたいときは、SEO専用の有料・高機能ツールを使用します。
代表的なツールには以下のようなものがあります。
- Ahrefs(エイチレフス): 世界中で使われているツールで、被リンクのデータを収集する能力に非常に優れています。競合サイトのURLを入力するだけで、どこから被リンクを獲得しているのかを丸裸にできます。
- Moz(モズ): 「ドメインオーソリティ(DA)」という独自の指標で、Webサイトの権威性を数値化して見せてくれる有名なツールです。
本格的にSEO対策に取り組み、競合に勝ちたいと考えている企業にとっては、これらのツールを導入して分析することが役立ちます。

まずは競合サイトがどんなキーワードで上位表示しているか(流入を獲得しているか)を知りたいという場合は、ラッコキーワードの獲得キーワード調査機能を使ってみましょう。
ラッコキーワードの獲得キーワード調査機能を使えば、競合サイトのSEOキーワードや上位表示ページを取得できます。
身に覚えのないスパムリンク(悪質な被リンク)を発見した場合の対処法
Google Search Consoleで被リンクを確認していると、海外の見知らぬサイトや、怪しい文字の羅列のサイトから、勝手にリンクを張られているのを発見することがあります。「自分が何もしていなくても、勝手に悪質なリンクを張られたらペナルティを受けるの?」と不安になるかもしれません。
勝手に悪質なリンクを張られても、基本的には何もせずに放置して問題ありません。GoogleのAIが自動でリンクを無効にしてくれるからです。

数個程度の怪しいリンクであれば、基本的には何もせずに放置して問題ありません。
現在のGoogleは「SpamBrain(スパムブレイン)」という強力なAIシステムを使っています。このAIが、スパムリンクを自動で見つけ出して、あなたのWebサイトの評価から外してくれます。そのため、数個のあやしいリンクを見つけても「ペナルティを受けるかも」と焦る必要はありません。
参考:2022 年 12 月のリンク スパム アップデートに関するお知らせ(Google 検索セントラル ブログ)
しかし、万が一、悪質なスパムリンクが数千、数万と大量についており、明らかに検索順位が急落するなどの悪影響が出ている場合は、Googleに対して「このリンクを評価に入れないでほしい」と伝える「リンクの否認ツール」を使用します。
【リンクの否認手順の概要】
リンクの否認ツールを使うためのテキストファイルには、Googleが定めた書き方のルールがあります。間違った使い方をすると検索順位が大きく下がる危険があるため、注意して行いましょう。
- Search Consoleから、悪質なリンク元のURL(またはドメイン)をリストアップし、テキストファイル(.txt)として保存します。
- Googleの「リンクの否認ツール」のページにアクセスします。
- 作成したテキストファイルをアップロードして送信します。
参考:サイトへのリンクを否認する(Search Console ヘルプ)

否認ツールは、間違って良質なリンクまで否認してしまうと、かえって順位を落とす原因になります。使い方が難しいと感じる場合は、SEOの専門家に相談することをおすすめします。
まとめ:被リンクは「数」よりも「質」を重視して自然な獲得を目指そう

この記事では、SEO対策において重要な「被リンク」について、その意味や増やし方、確認方法までを解説しました。
最後に、記事の重要なポイントを振り返ります。
- 被リンクとは、外部のサイトから自分のサイトへ向けられた「推薦状」である
- 被リンクを獲得すると、検索順位やサイト全体の評価、クローラビリティが向上する
- 被リンクは「数」よりも「質(関連性や権威性)」が重要である
- 被リンクの購入や自作自演はペナルティのリスクがあるため必ず避ける
- 自社の被リンク状況は、Google Search Consoleで定期的に確認する
被リンクは、検索エンジンの順位を決定する上で非常に強力な要素です。しかし、裏技や小手先のテクニックでリンクを集めようとすると、取り返しのつかない失敗につながります。
被リンクを獲得するための最も確実な方法は、「ユーザーの悩みを解決する、有益で高品質なコンテンツを作り続けること」です。
読者が「この記事は素晴らしい!誰かに教えたい!」と感じる記事を発信し続けることが、結果的に最も効果的な被リンク対策になります。今日から自社のSNSプロフィールを見直したり、読者に役立つ新しい記事の企画を考えたりと、できることからアクションを踏み出してみてください。






