「YouTubeで副業を始めてみたいけれど、何から手をつければいいのかわからない」
「今から始めても遅いのではないか」
今、このように悩んでいませんか。
結論からお伝えすると、今からYouTubeを始めてもお金を稼ぐことは十分に可能です。
ただし、正しい手順と戦略を知っておくことが、動画の再生回数を伸ばして稼ぐ上で重要です。
この記事では、YouTubeで収入が発生する仕組みや収益化の条件、必要な機材、そして初心者でも失敗しにくい動画のジャンルなどを、わかりやすく丁寧に解説します。

記事を最後まで読めば、最初の動画を投稿するための第一歩を踏み出せるようになります。
目次
YouTubeで稼ぐには?基本的な仕組みと収入の目安

YouTubeで稼ぐためのもっとも基本的な方法は、あなたの動画に広告を表示して収入を得ることです。
まずは、お金が発生する仕組みと、どれくらいの収入が期待できるのかを知り、目標を立ててみましょう。
YouTubeで基本となる収益源は「広告収入」と「Premium収益」
YouTubeから直接支払われる基本の収益は、主に「広告収入」と「YouTube Premium(プレミアム)収益」の2つです。
1つ目の広告収入は、企業がYouTubeにお金を払って広告を出し、その広告があなたの動画で再生されたり、クリックされたりすると、広告費の一部があなたに支払われる仕組みです。
動画がたくさん見られるほど、表示される広告の数も増えるため、収入も大きくなります。
2つ目はYouTube Premium収益です。

YouTube Premiumとは、月額料金を支払うことで広告を非表示にできるYoutubeの視聴者向けサービスです。
このような広告を見ない視聴者があなたの動画を見た場合でも、「視聴された時間」などに応じて、YouTube Premiumの会費の一部があなたに分配されます。
つまり、広告を見る視聴者からも、広告を見ない有料会員からも、動画を見てもらうことさえできれば収益が発生する仕組みになっています。
1再生あたりいくら?収入の目安とシミュレーション
YouTubeの収入は、「1再生あたり0.1円」と言われることが多いですが、これはあくまで目安です。
実際には、1回の再生でいくら稼げるか(再生単価)は、動画のジャンル、動画の長さ、視聴者の年齢や性別などによって大きく変わります。
たとえば、お金やビジネスに関する動画は、広告を出したい企業が多いため、再生単価が1再生あたり0.5円から1円を超えることもあります。
一方で、短い動画や子ども向けの動画は単価が低くなる傾向があります。

ここでは、再生単価が「0.1円」と「0.3円」の場合で、月にいくら稼げるのかをシミュレーションしてみます。
- 月に1万円を稼ぐための目安
- 再生単価が0.1円の場合:月に10万回の再生が必要
- 再生単価が0.3円の場合:月に約3.3万回の再生が必要
- 月に10万円を稼ぐための目安
- 再生単価が0.1円の場合:月に100万回の再生が必要
- 再生単価が0.3円の場合:月に約33万回の再生が必要
このように、単価が高いジャンルを選ぶことができれば、同じ金額を得るにしても少ない再生回数で効率よく稼ぐことが可能です。
【データで見る】実際に稼いでいるチャンネルの事例
稼げるイメージがまだあまり湧かないという方は、オンライン事業売買プラットフォーム「ラッコM&A」のデータが非常に参考になります。
たとえば以下のような個人運営・顔出しなしのチャンネルでもしっかりと利益を出していることがわかります。
PCスキルに特化した解説動画(月間約7万円〜17万円の広告収入)

参考:【登録者17万人超】Excel・PC系YouTubeチャンネル/広告収益実績あり・顔出し不要で運用可
このように、ジャンルを絞って毎月数万円〜数十万円を安定して稼いでいる例は沢山あります。
「どんなジャンルが、どのくらい稼げているのか」のリアルなデータを見ることで、目指すべき数字や参入するジャンルのイメージも具体的になるはずです。
【2026年最新】YouTubeの収益化に必要な条件

YouTubeで広告収入を得るためには、「YouTubeパートナープログラム(YPP)」という制度に参加しなければなりません。
これには明確な条件が定められているため、目標とする数値はしっかりと確認しておきましょう。
※規約は変更されることがあるため、最新の正確な情報は必ず公式の「YouTube パートナー プログラムの概要と利用資格」でも確認するようにしてください。
条件1・チャンネル登録者数が1000人以上
広告収益を受け取るための第一条件は、あなたのチャンネルを登録してくれた人が1,000人以上いることです。
チャンネル登録者は「あなたの動画をこれからも見たい」と思ってくれたファンの数です。
最初は10人、100人と増やすのも大変に感じるかもしれませんが、視聴者の役に立つ動画や、面白い動画を継続して投稿することで、少しずつ増えていきます。
条件2・過去365日間の総再生時間が4000時間以上
登録者数に加えて、視聴者が動画を見てくれた合計の時間にも条件があります。
通常の長い動画(長尺動画)の場合は、過去365日間で合計4,000時間以上再生される必要があります。
もし、短い動画(ショート動画)をメインに投稿する場合は、過去90日間でショート動画の視聴回数が1,000万回以上に達すれば条件クリアとなります。

つまり、「登録者1,000人」という条件に加えて、「長尺動画で4,000時間の再生」(または「ショート動画で1,000万回の再生」)を満たす必要があります。
コミュニティガイドラインの遵守などその他の基準
数字の条件を満たしても、YouTubeのルール(コミュニティガイドライン)を守っていなければ収益化はできません。
たとえば、他人のBGMの無断使用、テレビ番組の切り抜き、フリー素材の誤用(商用利用不可のものを使うなど)は、初心者が悪気なくやってしまいがちですが、著作権侵害となり収益化が通りません。
他にも暴力的・アダルトな内容、誰かを傷つけるような動画は、広告を載せるのにふさわしくないと判断されます。

広告を出す企業側の立場になって「ここに自分の会社のCMを流したいか」を考えるようにしてください。
安全に収益化を進めるため、事前に「YouTube のコミュニティ ガイドライン」には、目を通しておきましょう。
登録者500人で解放される「早期アクセス」機能とは
登録者1,000人を目指す前に、少し低い条件で利用できる「早期アクセス」という収益化の仕組みがあります。
以下の条件をクリアすると、視聴者から直接応援してもらう機能(スーパーチャットやメンバーシップなど)が使えるようになります。
- チャンネル登録者数が500人以上
- 過去90日間で公開した動画が3本以上
- 過去365日間の総再生時間が3,000時間以上(または過去90日間のショート動画の視聴回数が300万回以上)
広告収入を得ることはまだできませんが、ファンからの支援でお金を稼ぐことができるため、初心者にとっての最初の大きな目標となります。
YouTubeで稼ぎやすいおすすめジャンル

「どんな動画を作ればいいのかわからない」という方のために、初心者でも参入しやすく、お金を稼ぎやすいおすすめのジャンルを紹介します。
初心者におすすめの定番・高単価ジャンル
YouTubeには、多くの人が見る「定番ジャンル」と、広告の単価が高い「高単価ジャンル」があります。
- 定番ジャンル:教育系(例:英語の勉強法)、ペット系(例:犬や猫の日常)、料理系(例:簡単なおかずの作り方)など。
- 高単価ジャンル:金融・投資系(例:節約術や株式投資)、ビジネス系(例:仕事の効率化)、不動産系(例:ルームツアーや賃貸探しのコツ)など。
ただし、定番のジャンルにはすでに有名なライバルがたくさんいます。
今からYoutubeを始める後発組が再生回数を伸ばすには、テーマを掛け合わせて「ニッチ」を狙う戦略が大切です。
たとえば、ただの料理動画ではなく「一人暮らしの男子学生向けの節約料理」に絞ったりと、ターゲットを狭めることで、特定の視聴者に深く刺さる動画を作ることができます。
より具体的なジャンル選びについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
【おすすめの記事】
まだ間に合う?YouTubeで稼げるジャンル17選!顔出しなし・今からでも勝てる狙い目
顔出し不要のジャンルと具体的な動画形式
「自分の顔をインターネットに出すのは不安だ」という方も安心してください。
顔を出さなくても稼いでいるチャンネルはたくさんあります。
以下は、その例です。
- Vlog:
料理を作っている手元や作業風景などを映し、字幕と音楽で構成する日記のような動画です。
ただの日常では見てもらうことが難しいため、「保育士のリアルな1日」や「軽自動車での車中泊」など特定のテーマ(職業や趣味)に絞ることが重要です。
- ゆっくり解説:
音声合成ソフト(機械の声)を使い、キャラクターのイラストを画面に置いて、歴史や科学などテーマに沿って解説をする動画です。
キャラクター同士のテンポの良い会話が面白く、雑学やエンタメ系のジャンルでよく使われます。
- ホワイトボードアニメーション:
白い板にペンで文字やイラストが描かれていく「アニメーション」を見せながら、声で解説をする形式です。
絵が常に動くため視聴者が途中で飽きにくく、本の要約や心理学など、少し難しいテーマをわかりやすく伝えるのに向いています。
- スライド解説:
プレゼンテーションの資料(スライド)を画面に映し、声だけで説明していく形式です。
ホワイトボードアニメーションのような動きはありませんが、図や表を使って論理的に順序立てて説明できるため、ビジネス系や教育系と相性が良いです。
これらの方法なら、プライバシーを守りながら安全にYouTubeを運営できます。
「ゆっくり解説」や「スライド解説」など、文章をベースにした動画を作る際は、ラッコキーワードの「AI記事(タイトル・見出し・本文)生成」が役立ちます。
動画のテーマとなるキーワードとタイトル案を入力するだけで、台本(スクリプト)のベースとなる構成と文章を無料で作成してくれます。
ゼロから台本を考える必要がないので、動画作成にかかる時間を大幅に短縮できます。

記事作成などを補助する機能ですが、説明が多めの動画を作るときにも、とても相性がいいです。

YouTubeチャンネル開設から動画投稿までの簡単ステップ

どのような動画を作るかイメージができたら、YouTubeチャンネルを作ってみましょう。
Googleアカウントの作成とチャンネル開設の手順
YouTubeを始めるには、Googleのアカウントが必要です。
ビジネスとしてYouTubeを運営するなら、普段使っている個人用のアカウントとは別に、新しくアカウントを作ることをおすすめします。
- Googleアカウントを作成する:Googleのトップページから「アカウントを作成する」をクリックし、名前、新しいメールアドレスとパスワードを入力して設定します。
- YouTubeにログインする:作成したGoogleアカウントでYouTubeにログインします。
- チャンネルを開設する:YouTubeの画面右上のアイコンから「チャンネルを作成」をクリックして好きなチャンネル名を入力すれば完了です。
もし既にチャンネルを保有している場合は、アイコンから「設定」へ進み、「アカウント」メニューの「チャンネルを追加または管理する」からチャンネル作成へ進んでください。

最新の手順については、公式の「YouTube チャンネルの作成(ヘルプページ)」をご確認ください。
より稼ぐことに重点を置いている場合には、個人の名前がそのまま出る設定ではなく、「ブランドアカウント」という仕組みを使ってチャンネルを作るのもおすすめです。
手順は、上記ヘルプページの「ビジネスなどで使う名前でチャンネルを作成する」を参考にしてください。

本名が公開されるのを防ぎ、将来チャンネルが大きくなった際に他の人とチームで運営しやすくなるメリットがあります。
動画のアップロード方法と公開設定の基本
チャンネルを開設し、動画も完成したら、いよいよYouTubeに投稿(アップロード)します。
- アップロード画面を開く:Youtubeの画面右上の「+作成」から「動画をアップロード」を選びます。(スマホの場合は画面下の「+マーク」から)
- 動画ファイルを選ぶ:作った動画のファイルを選択します。
- 詳細を入力する:動画のタイトル(題名)と、概要欄(動画の説明文)を入力します。
- 公開設定を選ぶ:動画を誰に見せるかを決めます。
公開:世界中の誰でも見られる状態。(一般的な動画投稿はこれにあたります)
非公開:自分と指定したユーザーだけが見られる状態。動画の確認をしたいときなど。
限定公開:動画のURL(リンク)を知っている人だけが見られる状態。友人だけに動画を見せたいときなど。 - 動画を投稿する:最後に「公開」ボタンを押します。

これで、あなたの動画がYouTube上に投稿されます。
上記は基本となる動画投稿の流れですが、ほかにも、動画のジャンルや内容が子ども向けコンテンツかなど詳細な設定もできたりします。
いずれも画面に沿って進めれば詰まることなく投稿まで出来ますので安心してください。
最初の動画を作るための準備:必要な機材と編集ツール

Youtubeで稼ぐためには「高いカメラやパソコンがないと始められない」と思っている方も多いです。
しかし実際は、普段使っているスマートフォンさえあれば十分に始めることが可能です。
ここでは、動画作りのハードルを下げつつ、視聴者が見やすい質の高い動画を作るために必要な「撮影機材(ハード)」と「編集ツール(ソフト)」の2つをまとめてお伝えします。
初心者がまず揃える機材(動画撮影の環境づくり)
最初は数万円もするような高価な機材を買う必要はありません。
スマートフォンさえ持っていれば、マイクと三脚、照明を合わせても初期投資は1万円以内で十分に揃います。
用意したい機材は、以下の3つです。
- スマートフォン:
最近のスマートフォンのカメラは非常に性能が良いため、これ1台で高画質な撮影が可能です。
- 三脚(スマホ用):
手で持って撮影すると画面が揺れてしまい、視聴者が疲れてしまいます。
数千円で買えるスマホ用の三脚を使って、カメラを固定しましょう。
- ピンマイク(スマホ対応):
動画は「画質」よりも「音質」が重要と言われます。
声が聞き取りにくいと、すぐに動画を閉じられてしまうからです。
スマホに繋げる数千円のピンマイクがあるだけで、声がクリアになり、動画の質が大きく上がります。

部屋の明るさが足りない場合は、リングライトと呼ばれる照明を数千円で追加するのもおすすめです。
習熟度で選ぶ!おすすめの動画編集アプリ・ソフト
撮影した動画の不要な部分を切り取ったり、文字(テロップ)を入れたりする編集作業には、専用のアプリやソフトを使います。
最初からプロ向けの難しいソフトを使うと挫折しやすいため、あなたの現在のスキル(習熟度)に合わせてツールを選ぶのがポイントです。
【初心者向け】スマホで直感的に手軽に始めたい方
知識がゼロでも、画面をタップするだけで簡単に動画が作れるアプリです。
- CapCut(キャップカット):
無料で使える人気のスマホアプリです。
操作が非常にわかりやすく、最初から用意されている文字のデザインやエフェクト(演出)を選ぶだけで、誰でもすぐにプロっぽい動画を作れます。
- VLLO(ブロ):
Vlogなどの作成に使いやすいスマホアプリです。
著作権を気にせず使える音楽や効果音がたくさん入っているため、BGM探しに苦労しないのが初心者にとって大きな魅力です。
【中級〜上級者向け】パソコンで本格的な編集に挑戦したい方
スマホ編集に慣れてきて「もっと細かく色を調整したい」「複雑なアニメーションを入れたい」と感じた方に向いているソフトです。
- Adobe Premiere Pro(アドビプレミアプロ):
多くのプロが使っている有料ソフトです。
最初は操作を覚えるのが大変ですが、使いこなせればできない表現はありません。
YouTubeで操作の解説動画がたくさん出ているため、本気で稼ぎたいなら将来的に身につけておきたいスキルです。
- Final Cut Pro(ファイナルカットプロ):
Mac(Apple製のパソコン)を使っている方におすすめの有料ソフトです。
Premiere Proよりも直感的に操作しやすく、iPhoneとの相性も良いため、Apple製品で揃えているクリエイターに人気があります。
編集作業が難しくて挫折してしまい、動画が投稿できなくなってしまうのが一番もったいない失敗です。

まずは無料のスマホアプリから始めて、編集の基礎に慣れてきたら徐々にパソコンのソフトへステップアップしていくことをおすすめします。
広告収入だけじゃない!YouTubeで稼ぐマネタイズ手法

YouTubeで稼ぐ方法は、動画の前に流れる広告だけではありません。
チャンネルの登録者が少なくても、別の方法を組み合わせることで収入を得られる可能性があります。
企業案件(スポンサーシップ)
企業案件とは、企業から「うちの会社の商品やサービスを動画で紹介してください」と直接依頼され、その対価として報酬をもらう仕組みです。
化粧品のレビューや、ゲームの体験プレイ、便利な家電の紹介などがこれにあたります。
チャンネルの登録者数が数万人規模にならなくても、特定のジャンルに特化した濃いファンがいれば、企業から声がかかることもあります。
アフィリエイト(成果報酬型広告)
アフィリエイトは、動画の中で紹介した商品のリンクを概要欄(説明文)に貼っておき、視聴者がそのリンクから商品を買うと、あなたに紹介料(報酬)が入る仕組みです。
たとえば、「私が使っているおすすめのスマホ用マイク」という動画を作り、Amazonや楽天の販売ページのリンクを貼っておく、といった方法です。
スーパーチャット・スーパーサンクス(投げ銭)
これらは、視聴者から直接お金を支援してもらう(投げ銭)機能です。
- スーパーチャット(スパチャ):ライブ配信(生放送)のときに、視聴者がお金を払って自分のコメントを目立たせる機能です。
- スーパーサンクス:生放送ではない通常の動画に対して、視聴者が「応援したい」「役に立った」と思ったときにお金を送ることができる機能です。
前段で説明した「早期アクセス」の条件(登録者500人など)をクリアすれば利用できます。
チャンネルメンバーシップ
チャンネルメンバーシップは、あなたのチャンネルの「ファンクラブ」のようなものです。
視聴者が毎月決まった料金(月額料金)を支払うことで、メンバーシップに入った人しか見られない特別な動画を見れたり、名前の横に特別なマークがついたりといった特典を受け取ることができます。

毎月安定した収入が見込めるのが特徴です。
オリジナルグッズや商品の販売
自分自身のブランドを作って、Tシャツやマグカップなどのオリジナルグッズを販売する方法です。
また、自分が持っている知識や技術をまとめた電子書籍(情報商材)などを販売し、YouTubeをその宣伝の場として使う方法もあります。
メディアへの動画提供(ライセンス販売)
あなたが撮影した動画を、テレビのバラエティ番組やニュースサイトなどのメディアに提供し、使用料(ライセンス料)をもらう方法です。
ドライブレコーダーに映った事故映像や、飼っているペットの珍しい行動、可愛らしい赤ちゃんのハプニング動画などで発生しやすい収益モデルです。
動画が話題になると、テレビ局の担当者から動画のコメント欄やSNSを通じて「番組で使わせてください」と連絡が来ることがあります。

最初は広告収入を第一の目標としつつ、自分のチャンネルに合った他の稼ぎ方も知っておくことで、効率よく収益を伸ばすことができます。
【後発でも勝てる】YouTubeで収益を伸ばす戦略とコツ

ただ何となく動画を作って投稿するだけでは、すでに有名なチャンネルに勝つことはできません。
今から始める後発組が再生回数を伸ばすための具体的な戦略を解説します。
ターゲットとコンセプトを明確にする
動画を作り始める前に、「誰に向けた、どんな動画を作るのか(チャンネルの軸)」をはっきりと決めることが最も重要です。
「いろんな人に見てもらいたいから」と、今日は料理動画、明日はゲーム実況、明後日は愛犬の動画…とバラバラな内容を投稿すると、視聴者は「このチャンネルは何のチャンネルなのか」がわからず、チャンネル登録をしてくれません。
「30代の忙しいお母さんに向けて、10分でできる作り置きのおかずを紹介するチャンネル」のように、ターゲットと内容(コンセプト)を絞り込むことが、熱心なファンを獲得することに繋がります。
サムネイルとタイトルを最適化する
どれだけ素晴らしい動画を作っても、視聴者にクリックしてもらえなければ再生回数は増えません。
視聴者が動画を見るかどうかは、「サムネイル(動画の表紙画像)」と「タイトル」で決まります。
- サムネイル:
スマートフォンで見たときにも読みやすい大きな文字を使い、パッと見ただけで動画の内容がわかる画像を作りましょう。
視聴者が思わずクリックしたくなるような「引き(興味をそそる要素)」を作ることが大切です。
- タイトル:
視聴者が検索しそうな言葉(キーワード)をタイトルに含めることが重要です。
たとえば、「美味しいカレーの作り方」よりも、「【簡単】市販のルーで作る絶品スパイスカレーの作り方」のように、具体的な言葉を入れると検索されやすくなります。

視聴者が検索しそうな具体的な言葉(キーワード)を探すには、ラッコキーワードの「サジェストキーワード」が便利です。
検索窓にメインのテーマ(例:カレー)を入力するだけで、YouTubeやGoogleで実際に一緒に検索されているキーワードを無料で取得できます。
視聴者がどんなことを知りたがっているかがわかるので、動画のタイトル決めだけでなく、動画の企画(ネタ探し)にも大活躍です。

SNSやブログを活用して効果的なプロモーションを行う
YouTubeを始めたばかりの頃は、動画を投稿しても誰にも気づいてもらえません。

外部のサービスを使って、自分の動画を宣伝(プロモーション)しましょう。
X(旧Twitter)やInstagram、TikTokなどのSNS、あるいは自分のブログを活用して、「こんな動画を公開しました!」とお知らせをします。
動画の内容に関連する情報を普段からSNSで発信してフォロワーを集めておけば、初期の視聴者を獲得しやすくなります。
ショート動画を活用して初期の認知と登録者を獲得する
これからyoutubeを始める方にとって強力な武器になるのが、「YouTube Shorts(ショート動画)」の活用です。
ショート動画は、通常の長い動画に比べて、YouTube側が新しく投稿された動画を色々な人におすすめしてくれやすい(拡散力が高い)という特徴があります。
まずはショート動画を投稿して「こんなチャンネルがあるんだ」と多くの人に知ってもらい、そこで興味を持ってくれた人をメインとなる長尺動画へ誘導する、という流れを作るのが、後発組ならではのブースト戦略です。
定期的な投稿とコンテンツの質を維持する
動画の再生回数を安定させるには、継続して動画を投稿することが不可欠です。
「毎週金曜日の夜20時に動画を投稿する」といったように決めておけば、視聴者も「金曜日はあのチャンネルの動画を見る日だ」と習慣にしてくれます。
また、YouTubeのシステム(アルゴリズム)も、定期的に投稿している活動的なチャンネルを高く評価する傾向にあります。

ただし、投稿の回数を増やすために、雑な動画をアップロードするのは逆効果です。
視聴者が満足する質を保ちながら、無理なく続けられる投稿ペースを見つけましょう。
YouTubeアナリティクスで分析・改善する
動画を投稿しっぱなしにするのではなく、視聴者の反応を確認しましょう。
チャンネルを開設すると無料で使えるようになる「YouTube Studio」という専用ツール(管理画面)の「アナリティクス」から、様々なデータを分析できます。

特に重要な数字は以下の2つです。
- インプレッションのクリック率:
動画のサムネイルが画面に表示されたとき、どれくらいの人がクリックしてくれたかを示す割合です。
この数字が低い場合は、サムネイルの画像やタイトルが魅力的ではない可能性が高いので、デザインや言葉を見直します。
- 視聴維持率:
動画を見始めた人が、途中でやめずにどのくらい最後まで見てくれたかを示す割合です。
動画の最初の数秒で多くの人が見るのをやめている場合は、冒頭の挨拶が長すぎるなどの原因が考えられます。結論から話す(PREP法)など、構成を改善しましょう。
このように「確認して、改善する」というサイクルを繰り返すことが、チャンネルを成長させるためのコツです。
条件達成後!YouTube収益化の申請と受け取り手順

努力を重ねて収益化の条件をクリアしたあと、実際にお金を受け取るための手順を解説します。
YouTubeパートナープログラムへの申し込みと審査
条件を達成すると、YouTube Studio(チャンネルの管理画面)の「収益化」というタブから、「YouTubeパートナープログラム(YPP)」に申し込むボタンが押せるようになります。

申し込みを行うと、YouTubeの担当者があなたのチャンネルを審査します。
「コミュニティガイドラインを守っているか」「他人の動画をコピーしていないか」などが細かくチェックされます。
審査にかかる期間は状況によって異なりますが、1ヶ月程度はかかると考えておきましょう。

焦らずに、いつも通り動画の投稿を続けながら結果のメールを待ちましょう。
Google AdSenseアカウントの連携と支払い設定
YouTubeから発生した収益を受け取るためには、「Google AdSense(グーグルアドセンス)」というお金の管理をするためのアカウントを新しく作り、YouTubeのチャンネルと連携させる必要があります。
設定の流れは以下の通りです。
- AdSenseアカウントを作成し、YouTubeと連携する:
審査に申し込む段階で、画面の指示に従って作成・連携を行います。 - PINコードを受け取る:
収益が少し発生すると、Googleからあなたの自宅住所宛てに、本人確認のための「PINコード(暗証番号)」が書かれた手紙が郵送されてきます。
海外から国際郵便で発送されるため、通常2〜3週間、長ければ1ヶ月程度かかります。
届かないと慌てないよう、すぐには来ないと認識しておきましょう。 - PINコードを入力し、税務情報を登録する:
手紙が届いたら、AdSenseの画面に暗証番号を入力して住所の確認を完了させます。
また、アメリカの税金に関する情報の登録も必須です。マイナンバーなどの納税者番号を用意し、「W-8BEN」というフォームをオンラインで提出します。
詳細はこちら:YouTube での収益に対する米国の税務要件 - 銀行口座を登録する:
収益を振り込んでほしい銀行口座の情報を入力します。 - 基準額の8,000円を超えると振り込まれる:
YouTubeの収益は、合計で8,000円を超えた月の翌月末に、指定した銀行口座に振り込まれます。

これで、Youtubeで稼いだお金を無事に受け取ることができます。
特に後半の支払い設定は、手間がかかりそうに感じますが、流れに沿って対応していけば案外スムーズに終わらせることができます。
面倒なのは最初だけと割り切って頑張りましょう。
挫折しないために!YouTube運営の注意点とマインド

YouTubeは、稼げるようになる前に諦めて、辞めてしまう方も多いです。
挫折しないための心構えと、知っておくべきリスクをお伝えします。
収益化までにかかる期間の理解
YouTubeは「今日動画を出せば、明日からお金がもらえる」というようなものではありません。
一般的に、初心者が収益化の条件をクリアするまでには、早くても半年から1年以上はかかると言われています。
最初は時給に換算すると0円の期間が長く続きます。
すぐに結果を求めると心が折れてしまうため、「まずは動画を30本投稿する」「最初の半年間は練習期間だ」といった具体的な目標を持ち、長い目で取り組むことが大切です。
「半年や1年も無収入で動画を作り続けるのは厳しいかもしれない」と感じる場合は、最初から収益化の条件をクリアしているYouTubeチャンネルを買い取るのもひとつの方法です。
オンライン事業売買プラットフォームのラッコM&Aでは、WEBサイトだけでなく、登録者数や再生時間の条件を達成済みのYouTubeチャンネルも多数出品されています。
自分の得意なジャンルのチャンネルが売りに出されていないか、一度覗いてみるのもおすすめです。
規約変更や収益化停止のリスク
YouTubeで稼ぐということは、YouTubeという会社が作ったルール(プラットフォーム)の上でビジネスをするということです。

YouTubeのルールや規約は突然変更されることがあります。
昨日まで収益化できていた動画のジャンルが、今日から突然広告がつかなくなる、ということも起こり得ます。
また、知らずに著作権を侵害してしまったり、ガイドラインに違反したりすると、ある日突然アカウントが停止され、これまでの努力が水の泡になるリスクがあることも頭に入れておきましょう。
違反内容によっては、アカウントが停止される前段階で警告がくることもありますが、停止前に必ず警告があるとは限らないため、日頃から気をつけていくことが大切です。
副業における確定申告の義務
会社員の方が副業としてYouTubeでお金を稼いだ場合、税金のルールに注意する必要があります。
YouTubeの収益(利益から機材代などの経費を引いた額)が、1年間(1月〜12月)で20万円を超えた場合は、税務署に「確定申告」を行わなければなりません。
「バレないだろう」と申告を怠ると、後から重い罰金(追加の税金)を支払うことになります。
収益が出始めたら、動画制作にかかったレシートや領収書はしっかり保管しておき、税金の知識も少しずつ身につけていきましょう。
副業としてYouTubeを始める際、会社にバレないか心配という方は、以下の記事で対策を解説しています。
【おすすめの記事】
YouTubeが副業にならないようにする方法|会社にバレずにYouTubeを始めるには
まとめ:まずは動画を投稿して、第一歩を踏み出そう

ここまで、YouTubeで稼ぐための仕組みや条件、ジャンル選び、そして動画投稿からお金を受け取るまでの手順を詳しく解説してきました。
お伝えした通り、YouTubeは簡単にすぐ稼げるものではありませんが、正しい手順と戦略を持って継続すれば、後発でも収益化は十分に可能です。
多くの人が「完璧な動画ができてから投稿しよう」と考えてためらってしまいますが、最初から完璧な動画を作れる人はいません。
最初の動画は誰も見ていないことがほとんどです。
だからこそ、まずは今日、スマホのメモ帳を開いて「どんな動画を作ってみたいか」を3つ書き出すところから始めてみましょう。

もし「どんな動画を作ればいいか思いつかない…」と手が止まってしまった時は、記事内で紹介したラッコキーワードを活用してみてください。
自分が興味のあるテーマ(例:料理、ペット、ゲームなど)を検索窓に打ち込むだけで、視聴者が求めている動画のアイデアが次々と見つかります。
無料で使えるので、最初の企画出しの相棒としてぜひ役立ててください。
そして準備ができたら、短い動画でも構わないので1本撮影し、YouTubeにアップロードしてみてください。
その「まずは行動する」という一歩が、とても大切です。






