スキマ時間で作れるYouTubeショートで、副業として稼げたら――そう考えている方は多いのではないでしょうか。
とはいえ、いざ始めようとすると「1再生でいくら入るのか」「どんな条件をクリアすれば収益化できるのか」が分からず、最初の一歩を踏み出せずにいる方も少なくありません。
結論から言うと、ショート動画の収益は1再生あたり0.003〜0.01円が目安で、長尺動画より単価は低めです。
収益化には「チャンネル登録者1,000人」「直近90日でショート1,000万回再生」などの条件がありますが、仕組みを正しく押さえれば初心者でも現実的なゴールが見えてきます。
この記事では、再生数別の収益シミュレーションから収益化の条件、ショート独自の「クリエイタープール」の仕組み、最短で条件を突破する制作のコツ、申請手順までを順番に解説します。
読み終えるころには、自分が参入して稼げるかを判断し、迷わず最初の動画を投稿できるようになっているはずです。

収益化に成功したチャンネルは「ラッコM&A」で売買されています。リアルな収益の実例を知りたい方は、ラッコM&Aのショート動画チャンネル一覧をチェックしてみてください。
目次
YouTubeショート動画の収益は1再生いくら?

ショート動画の広告収益は、1再生あたり0.003〜0.01円が目安です。長尺動画より単価が低く、再生数がそのまま大きな金額になるわけではありません。まずは単価の考え方と、再生数ごとの収益イメージをつかんでおきましょう。
1再生あたりの単価目安と計算方法
YouTubeは「1再生いくら」という単価を公式には公表していません。実際に収益を得ているクリエイターやメディアの試算をもとにすると、ショート動画はおおむね1再生0.003〜0.01円と言われています。
収益の目安を測るときに使われるのがRPM(1,000回再生あたりの収益)という指標です。計算式は次のとおりです。
RPMの計算式
RPM = 総収益 ÷ 総再生回数 × 1,000
たとえば1か月で100万回再生され、収益が5,000円だった場合、RPMは「5,000 ÷ 1,000,000 × 1,000 = 5円」です。RPMはジャンルや視聴者の国、広告の出方によって変わるため、同じ再生数でも収益に差が出ます。
1万回・100万回・1,000万回再生時の収益シミュレーション
単価0.003〜0.01円をもとに、再生数別の収益をまとめました。あくまで目安ですが、規模感をつかむのに役立ちます。
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再生数 |
単価0.003円の場合 |
単価0.01円の場合 |
|---|---|---|
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1万回 |
約30円 |
約100円 |
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100万回 |
約3,000円 |
約1万円 |
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1,000万回 |
約3万円 |
約10万円 |
100万回再生という大きな数字でも、広告収益は3,000〜1万円ほどにとどまります。バズって一時的に再生数が伸びても、広告だけでまとまった収入にするには継続した投稿が必要だとわかります。

実際にラッコM&Aで成約した政治系のYouTubeショート動画チャンネルを見てみましょう。

登録者3.8万人、100万再生を超えた動画が26本という実績でも、最高月収は31万円、多くの月の売上は11万円ほどでした。
100万再生級のヒットを量産しても、広告収益だけで大きく稼ぐのは簡単ではないことがわかります。
通常の長尺動画とショート動画の収益単価の比較
同じ再生数でも、長尺動画のほうが1再生あたりの収益は高くなります。広告の出方が違うためです。
長尺動画は再生の前後や途中に広告が差し込まれ、視聴者がその広告を見ることで収益が発生します。
一方ショート動画は、フィードを次々スワイプする視聴スタイルに合わせ、動画と動画の間に表示される広告の収益を、同じ国・地域でその月にショート動画が再生されたクリエイター全員(個々のチャンネル登録者数は問わない)で分け合う形をとります。
1本の動画に広告がひも付くわけではないため、再生1回あたりの取り分は小さくなります。
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項目 |
ショート動画 |
長尺動画 |
|---|---|---|
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1再生あたりの目安 |
0.003〜0.01円 |
0.05〜0.5円程度 |
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広告の出方 |
フィードの間に表示し、収益をプールして分配 |
動画の前後・途中に表示 |
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向いている点 |
再生数を伸ばしやすい、制作が手軽 |
1再生の単価が高い、ファンを育てやすい |

再生単価だけ見ると長尺が有利ですが、ショートは再生数を伸ばしやすく、チャンネルを知ってもらう入り口として働きます。両方の特性を理解したうえで、自分のリソースに合った戦略を選ぶことが大切です。
YouTubeショート動画を収益化するための条件

広告収益の分配を受けるには、YouTubeパートナープログラム(YPP)の条件をクリアする必要があります。中心となるのは「チャンネル登録者1,000人」と「再生実績」の2つです。順に見ていきましょう。

条件① チャンネル登録者数1,000人以上
広告収益の分配を受けるYPPの参加条件の1つが、チャンネル登録者1,000人以上です。これは長尺・ショートを問わず共通の前提になります。
登録者を増やすには、視聴者が「次も見たい」と思える一貫したテーマでチャンネルを作ることが近道です。1本がバズっても、テーマがバラバラだと登録にはつながりにくいため、発信ジャンルを絞る意識を持ちましょう。
登録者500人から使える機能もあります。後で紹介する「スーパーサンクス(投げ銭)」などの視聴者ファンディングは、登録者500人・直近90日に3本以上投稿などの条件を満たせば、登録者1,000人に届く前から利用できます。
条件② 直近90日間でショート動画1,000万回再生(または通常動画4,000時間)
登録者数に加えて、再生実績の条件も満たす必要があります。広告収益の分配を受けるYPPでは、次のいずれかを満たせば対象になります。
直近12か月間の長尺動画の総再生時間が4,000時間以上
直近90日間の公開ショート動画の視聴回数が1,000万回以上
ショート動画に取り組むなら、現実的な目標は「90日で1,000万回再生」です。1日あたりに直すと約11万回で、決して低いハードルではありませんが、長尺動画の4,000時間に頼らずショートだけで達成できる点が特徴です。
注意
ショートフィードで視聴された動画の再生時間は、長尺動画の「4,000時間」の条件にはカウントされません。ショートの実績はショートの再生回数として、長尺の実績は長尺の再生時間として、それぞれ別々に数えられます。
【最新ルール】動画長の「最長3分化」による条件変更と影響
2024年10月15日以降、ショート動画としてアップロードできる長さが最長3分に延びました。それ以前は最長1分だったため、表現できる内容の幅が大きく広がっています。
縦長または正方形で、長さが3分以内の動画はショート動画として扱われ、ショートフィードの収益分配の対象になります。
ただし、2024年10月14日以前にアップロードされた動画は、3分以内の縦型でも従来どおり通常動画として分類されます。
尺が延びたことで、ストーリー性のある動画やノウハウ系の解説など、これまで1分では収まらなかった内容にも取り組みやすくなりました。
一方で、長くなるほど離脱も起きやすいため、冒頭で視聴者をつかむ工夫はこれまで以上に重要になります。
詳しいルールはYouTube公式ヘルプの「3分間のYouTubeショートについて」でも確認できます。
YouTubeショート独自の収益分配の仕組み

ショート動画の広告収益は、動画1本ごとに支払われるのではありません。クリエイター全員の広告収益を毎月いったん1つにまとめ、そこから各クリエイターの再生実績に応じて分け合う独自の仕組みです。
この流れを知っておくと、なぜ単価が低めなのかがわかります。

広告収益が「クリエイタープール」に合算される
ショートフィードで動画の間に表示される広告の収益は、毎月いったん「クリエイタープール」にまとめられます。そのうえで、各クリエイターのショート動画の視聴割合に応じて分配されます。
このクリエイタープールは、世界で1つにまとめられているのではなく、国・地域ごとに分けて管理されているのが特徴です。
視聴者がどの国の人かによって入るプールが変わり、分配は同じ国・地域のクリエイター同士で行われます。
長尺動画のように「自分の動画に付いた広告の収益が自分に入る」のではなく、全体の収益を実績に応じて山分けするイメージです。
だからこそ、同じ国の中で再生数を多く稼ぐほど、受け取れる分配も大きくなります。
音楽ライセンス費用が差し引かれる仕組み
動画に音楽を使った場合は、その分の収益から音楽ライセンス費用が差し引かれます。使った曲数によって、クリエイタープールに回る割合が変わります。
音楽を1曲使った場合:その再生に関する収益の半分がクリエイタープールへ、残り半分が音楽ライセンス費用へ
音楽を2曲使った場合:3分の1がクリエイタープールへ、残り3分の2が音楽ライセンス費用へ
人気の音源は再生数を伸ばす助けになりますが、使う曲数が増えるほど自分の取り分は減ります。音楽を使わない動画は、この控除がない分まるごとプールに回ります。
最終的な収益分配率「45%」がクリエイターに支払われる
クリエイタープールから各クリエイターに割り当てられた収益のうち、45%がクリエイターに支払われます。これは音楽を使っているかどうかに関わらず一律です。
長尺動画の分配率(一般に55%)と比べると低めですが、音楽の使用有無で取り分の割合が変わらないため、計算はシンプルです。
仕組みの詳細はYouTube公式の「ショートの収益化ポリシー」で確認できます。
副業初心者がYouTubeショートで収益化を目指すメリット・デメリット

本業のかたわら副業として始めるなら、限られた時間とお金をどこに使うかの見極めが欠かせません。ショート動画は手軽に始められる反面、収益面では弱点もあります。
副業初心者が参入する価値があるかを判断するために、メリットとデメリットを両方押さえておきましょう。
メリット① スマホ1台で制作でき、初心者でも再生回数を伸ばしやすい
ショート動画は撮影から編集、投稿までスマホ1台で完結できます。高価な機材や専用ソフトがなくても始められるため、本業のスキマ時間で取り組みたい人に向いています。
さらに、ショートはおすすめフィードで新しい視聴者に届きやすく、登録者が少ない初心者の動画でも再生数が伸びやすいのが特徴です。
長尺動画のように検索やチャンネル登録者頼みにならず、投稿直後から多くの人の目に触れる機会があります。再生数を伸ばす考え方は、以下の記事を参考にしましょう。
メリット② TikTokやInstagramリールなど他のSNSにも活用できる
縦型のショート動画は、TikTokやInstagramのリールにもほぼそのまま転用できます。1本の動画を複数のプラットフォームに投稿すれば、制作の手間を増やさずに視聴者との接点を増やせます。
媒体ごとに伸びる動画の傾向は異なるため、同じ動画でもプラットフォームによって反応が変わります。
複数の場所に投稿して、どこで伸びるかを見ながら主戦場を決めていく進め方ができるのもショートの強みです。
デメリット① 通常動画に比べて1再生あたりの収益が少ない
すでに見たとおり、ショート動画は1再生あたりの単価が低く、広告収益だけでまとまった金額にするのは簡単ではありません。100万回再生でも数千円から1万円ほどにとどまります。
「再生数は伸びたのに思ったより稼げない」と感じやすいのがショートの現実です。広告収益だけに頼らず、後で紹介する投げ銭やアフィリエイトなどを組み合わせる前提で取り組むのが現実的です。
YouTube全体の収益化の難しさは以下の記事でも詳しく解説しています。
【あわせて読みたい】【最新】YouTubeで収益化は難しい?収益化を達成するコツと収入の目安!
デメリット② 視聴者の離脱が早く、概要欄への誘導が難しい
ショートの視聴者は、興味がないと感じたら一瞬でスワイプして次の動画へ移ります。冒頭でつかめなければ最後まで見てもらえず、伝えたいことが届きません。
テンポよく次々スワイプされる視聴スタイルのため、概要欄や外部リンクへ誘導しにくい構造でもあります。
商品紹介や自分のサイトへの送客を狙う場合は、動画内で行動を促す工夫や、プロフィールへの導線づくりが欠かせません。
「90日で1,000万回再生」を最短で突破!ショート動画制作のコツ

収益化条件の「90日で1,000万回再生」を突破するには、再生数を伸ばす作り方を押さえることが近道です。ここでは初心者がすぐ実践できる、次の5つのコツを紹介します。
ターゲットを明確にし、一貫性のあるチャンネルを作る
冒頭3秒で視聴者を強くひきつける
テンポの良い構成とテロップを活用する
トレンド音源と独自のオリジナリティを掛け合わせる
チャンネル登録や高評価などの行動を促す仕組みを作る
ターゲットを明確にし、一貫性のあるチャンネルを作る
「誰に向けた動画か」を決め、テーマを統一することが伸びるチャンネルの土台です。同じジャンルの動画を続けて投稿すると、おすすめに表示されやすくなり、登録にもつながります。
たとえば「一人暮らしの時短レシピ」「初心者向けの筋トレ」のように対象を絞ると、その情報を求める視聴者に届きやすくなります。

あれもこれもと手を広げず、まずは1つのテーマを掘り下げましょう。
離脱を防ぐ!冒頭3秒で視聴者を強くひきつける
最初の3秒で「見続ける価値がある」と思わせることが、再生数を左右します。ショートの視聴者は冒頭でつまらないと感じた瞬間にスワイプするため、出だしが最も重要です。
結論や一番の見どころを冒頭に持ってくる、意外な一言から始める、完成形を最初に見せるといった工夫が効果的です。
前置きや自己紹介を長々と入れると、本題に入る前に離脱されてしまいます。
スキップされないテンポの良い構成とテロップを活用する
間延びを避け、テンポよく展開することで最後まで見てもらいやすくなります。不要な間をカットし、情報を詰め込みすぎない構成を意識しましょう。
音声をオフにして視聴する人も多いため、テロップ(字幕)は欠かせません。要点を文字で表示すれば、音がなくても内容が伝わり、視聴の継続につながります。
トレンド音源の活用と独自のオリジナリティを掛け合わせる
流行している音源を使うと、その音源を入り口に動画が見られやすくなります。トレンドに乗りつつ、自分ならではの切り口を加えると、埋もれずに印象を残せます。
ただし、先に触れたとおり音楽を使うと収益の一部が音楽ライセンス費用に回ります。
再生数を優先するか収益の取り分を優先するか、動画の目的に応じて使い分けると良いでしょう。
視聴者にチャンネル登録や高評価(行動)を促す仕組みを作る
動画の最後に「次の動画も見てね」「登録お願いします」と具体的に声をかけると、行動につながりやすくなります。視聴者は促されないと登録や高評価をしないことが多いためです。
シリーズものにして「続きは次回」と予告する、コメントで質問を募るなど、もう一度見たくなる・関わりたくなる仕掛けも有効です。
投稿を続けてチャンネルが育つ時期の目安は、以下の記事も参考にしてください。
広告だけじゃない!YouTubeショートの多様なマネタイズ方法

ショートは広告単価が低いぶん、広告以外の収益源を組み合わせることが安定したマネタイズのカギになります。代表的なのは、次の3つの方法です。
スーパーサンクス(投げ銭)による視聴者からの直接支援
アフィリエイト(ASP)を利用した商品紹介
影響力を活かした企業案件・スポンサー収益
スーパーサンクス(投げ銭)による視聴者からの直接支援
スーパーサンクスは、視聴者が動画に対して金額を払って応援できる投げ銭機能です。広告収益と違って視聴者から直接受け取れるため、ファンが付くほど収益が伸びます。
この機能は、登録者500人・直近90日に3本以上投稿などの条件を満たせば、広告収益の分配を受ける条件(登録者1,000人)に届く前から使えます。
応援してくれるファンを早い段階から育てておくことが、収益の土台になります。
アフィリエイト(ASP)を利用した商品紹介
動画で紹介した商品を、アフィリエイト(ASP経由)のリンクから購入してもらうと報酬が得られます。
広告収益とは別軸の収入源で、商品単価が高ければ広告より大きく稼げる可能性もあります。
ただしショートは概要欄への誘導が弱いため、プロフィールにリンクをまとめる、関連する長尺動画やSNSに誘導するといった導線づくりが必要です。
ASPの選び方や仕組みはブログ広告の貼り方とおすすめASPの記事が参考になります。
影響力を活かした企業案件・スポンサー収益
チャンネルが育って影響力を持つと、企業から「商品を紹介してほしい」という案件(PR)が入るようになります。
1回の案件で広告収益の何倍もの報酬を得られることもあり、収益の柱になり得ます。
企業案件は登録者数だけでなく、視聴者との関係の深さやジャンルの専門性も評価されます。特定の分野で信頼を積み重ねておくと、関連企業から声がかかりやすくなります。

さらに先の話をすると、企業案件が入るほどチャンネルが育てば、「ラッコM&A」でチャンネルごと売却してまとまった現金を得るという出口もあります。
実際にショート主体のチャンネルも売買されているので、育てた資産を現金化する選択肢として頭の片隅に置いておくとよいでしょう。
【ラッコM&Aでの成約事例】
「育てたチャンネルが本当に売れるのか」をイメージできるよう、実際にラッコM&Aで成約したYouTubeショート主体チャンネルの例を見てみましょう。いずれも顔出し・声出し不要の非属人運営で、収益化済みのチャンネルです。
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チャンネル |
成約価格 |
規模・実績 |
|---|---|---|
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グルメ系ショート動画チャンネル |
180万円 |
登録者5万人超/月売上 最高約86万円/投稿209本 |
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マイクラ解説ショート動画チャンネル |
30万円 |
登録者約2万人/直近の月売上 約27万円 |
参考:【最高売上86万円越え】グルメ系Youtubeショートチャンネル|ラッコM&A(成約済み)/【マイクラShort解説】登録者約2万人|ラッコM&A(成約済み)
このように、登録者数や収益の実績を積み上げたショート動画チャンネルは、数十万〜100万円超でのチャンネル売却につながることもあります。
広告・投げ銭・企業案件といった日々の収益に加えて、「育てた資産そのものを現金化する」という出口も視野に入れておくとよいでしょう。
YouTubeショート収益化の申請手順・やり方

条件を満たしたら、収益化の申請に進みます。手続きは大きく3ステップで、YouTube Studioから操作します。

STEP1:YouTubeパートナープログラム(YPP)へ参加申請する
収益化の第一歩は、YPPへの参加申請です。条件を満たすとYouTube Studioに案内が表示され、そこから申し込めます。
手順は、YouTube Studioにログインし、左メニューの「収益化」を開いて「申し込む」を選びます。基本規定を確認して同意すると、申請が受け付けられます。
なお、申請にはGoogleアカウントの2段階認証が有効で、チャンネルに有効なコミュニティガイドライン違反の警告がないことも前提になります。
STEP2:Google AdSense(アドセンス)と連携する
広告収益を受け取るには、支払いを管理するGoogle AdSenseアカウントとの連携が必要です。
すでにアカウントを持っていれば既存のものを、なければ申請の流れの中で新しく作成します。
AdSenseはYPPに参加するクリエイターへの支払いを担うGoogleのプログラムです。1つのチャンネルにつき有効なAdSenseアカウントを1つリンクする決まりなので、複数作らないよう注意しましょう。
STEP3:「ショート動画収益化モジュール」に同意する
最後に、収益化機能を有効にするためのモジュール規約に同意します。ショート動画の広告収益を受け取るには、ショートフィード広告に関するモジュールへの同意が必要です。
同意が済むと、ショート動画の収益化が有効になります。
スーパーサンクスやメンバーシップなど他の機能も、それぞれのモジュール規約に同意することで使えるようになります。
YouTubeショートの収益化に関するよくある質問(Q&A)

最後に、ショート動画の収益化でつまずきやすいポイントをQ&A形式でまとめます。
ショート動画だけで副業として本当に稼げる?
A.広告収益だけで大きく稼ぐのは難しいのが実情です。
単価が低いため、ショートの広告収益のみで月数万円を安定させるには、相当な再生数を継続して出す必要があります。
一方で、投げ銭・アフィリエイト・企業案件を組み合わせれば、副収入として育てることは十分可能です。ショートを「収益の入り口」と位置づけ、複数の収益源につなげる発想を持つと現実的です。
著作権のある音楽を使っても収益化の対象になる?
A.YouTubeが用意するオーディオライブラリやショート作成画面の音源を使えば、収益化の対象になります。
ただし先に触れたとおり、音楽を使った分の収益からは音楽ライセンス費用が差し引かれます。
許可なく市販の楽曲をそのまま使うと、著作権を持つ側に収益が回ったり、動画が制限されたりする場合があります。使う音源は、YouTubeが提供する範囲か、利用が許可されたものを選びましょう。
収益化の審査にはどのくらいの日数がかかる?
A.YPPの申請後、審査には通常1か月程度かかります。
申請が混み合っている時期などは、さらに時間がかかることもあります。
もし審査に通らなくても、オリジナル動画の投稿を続ければ30日後に再申請できます。
複数回不承認になった場合は90日後の再申請となります。再申請の前に、YouTubeチャンネル収益化ポリシーに沿った運用ができているかを確認しておきましょう。
まとめ:YouTubeショート収益化までのロードマップ

YouTubeショートの広告収益は、1再生0.003〜0.01円が目安です。収益化には「登録者1,000人」「90日でショート1,000万回再生」などの条件があります。
広告だけでまとまった金額にするのは難しい一方、スマホ1台で始められ、再生数を伸ばしやすいのが強みです。
最初の一歩として、次の流れで取り組んでみてください。
テーマを1つに絞り、一貫性のあるチャンネルを作る
冒頭3秒・テンポ・テロップを意識して投稿を続け、登録者と再生数を伸ばす
登録者500人を超えたら投げ銭などの視聴者ファンディングを活用する
条件を満たしたらYPPに申請し、AdSense連携・モジュール同意で収益化する
広告収益に加えてアフィリエイトや企業案件で収益源を広げる
単価の低さを前提に、広告以外の収益も組み合わせれば、副業としての安定した収入を目指せます。まずはテーマを決めて、1本目のショート動画を投稿するところから始めましょう。






